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電役なのに何故振り分けが…? ドラドラ天国の画期的システムとは!?/Text By F山科

現状のパチンコの規則だと、1回の大当たりで獲得できる出玉は1500個がMAX。賞球が15個、カウントもラウンドも10がMAXのためです。

なので、各メーカーは保留連や、実質次回大当たり濃厚であることを踏まえて、3000という表記を使ってたりします。ユニコーンの3000なら、1500→実質次回も濃厚かつ1500だから。巨人の星なら、3回リミットの1000×3だから3K=3000とか。

で、その一撃出玉が50%で2400発になるという機種が登場します。9月中旬より導入を開始する、豊丸の絶頂電役ドラドラ天国です。

スペックは2通りあり、大当たり確率が1/99のヤツだと50%で2400発。1/39のほうだと、15%で2000発となります。大きい出玉なら役満ボーナスとして表記されます。

一撃で1500発を超えるのは、一般電役だから。電チューが連動して開放することで、出玉を獲得するためです。

右下にある電チューで白・發・中の大三が、連動して出玉を作ります。

2000発じゃない当りの場合は、中の電チューのみ開放して出玉を獲得します。もし2000発を超える場合は、白の電チューが開放します。

この白の電チューに入賞すると、發の電チューを開放させるための抽選を「当該変動+残保留」だけ行います。で、この抽選はほぼ当たるので、發が開放するので入賞させます。

今度は發の電チューに入賞すると、中の電チューを開放させるための抽選を行うんです。もちろん「当該変動+残保留」ぶんだけ。

つまり、白に1個入賞すると、發開放→入賞した分だけ中が開放…という連動を行います。で、白が4~5個入るので、それをトータルすると一撃で2000発以上の出玉になると。

なので、この電チューの連動で「白」が親。「發」が子。「中」が孫という呼び方をします。繋がっていくという意味合いですね。

ここで一つ疑問が生じませんか?

通常時は一般電役なのでナナシーと同じようにヘソはスルー通過です。なので「普図抽選」であり、基本は電チューを開放させるための抽選です。

それなのに、なぜ2400発の大当たりと、そうでない大当たりの「振り分け」が存在するのか?

過去作でいうと餃子の王将3の甘デジタイプは、ラウンド振り分けがありました。ただ、あれは右打ちのセット消化中にラウンド振り分けが存在するので、一般的な機種の大当たり振り分けと仕組みは同一です。

しかし、絶頂ドラドラ天国は違うのです。電役なので、通常時に図柄が揃うと盤面右上のアタッカーが開放。ここが中を開放させるための抽選となります。

この画面が出たら準備完了の指示が出るまでは右打ちしてアタッカーに玉を入れましょう。全部入れないと出玉が激減するのでご注意を。

で、ここからどうやって白の電チューを開かせるのかというと、2400発の大当たり時は、内部で玉の保留が発生しているのです。

このストッパーに貯留された玉が開放すると、右側の「開」が開放。ここが「非電」になっていて、入るまで開きっぱなし。

そして、ここに玉を連動して入れることで、初めて「白」の抽選を受けられます。これも「当該変動+残保留」になるので、この連動で2400発を実現しています。

仕組みだけ解説すると、かなりややこしいことをしているんですが、打っているときはそんな難しいことを気にする必要は一切ありません。

画面の指示に従って右打ちを続けていれば、誰でも簡単に2400発は獲得できます。途中の離席はNGですが、消化時間は約3分なので問題ないでしょう。

このような画期的なシステムを使って、99分の1なのに50%で2400発という驚異のスペックを実現しました。時間がないときの短時間勝負で、ちょいと挑戦してみてはいかがでしょうか?

Text By F山科

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