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1パチ・5スロが消える日 P機・6号機入れ替え問題で低貸し営業に赤信号!

※写真はイメージです。

2020年から21年にかけてパチンコ・パチスロ業界は大きな変革のときを迎えるている。

2020年4月に施行された受動喫煙防止対策として、原則屋内での喫煙は全面的に禁止となった。ホールで遊技する7割以上のユーザーが喫煙者のため施行前は来店客数にかなりのダメージを与えるものと思われていた。

しかし蓋を開けてみれば喫煙スペースの導入も進み、喫煙者からもホール内の空気がきれいになって良かったという意見が多かったようだ。

さらに今年は11月末にパチスロの5号機・パチンコのCR機の撤去期限を迎えることになる。オリンピック開催による新台入れ替えの自粛に加え、コロナや部材の供給不足による新台リリースの遅延など逆風となることが多い中、果たして入れ替えが速やかに行われるかを疑問視する声も多い。

売り上げのメインである20円スロットや4円パチンコがこうした状況の中その煽りは5スロ、1パチなどの低貸し営業にも影響が出ることは間違いない。

今や市民権を得た低貸し営業には多くのファンが付き高齢者の憩いの場所となっていることも多い。

低貸しはもともと4円パチンコや20円スロットで役目を終えた台が移動することが多く、言わば2次利用のようなものだ。ゆえに4円パチンコ・20円スロットよりもCR機や5号機の比率が高いのが現状だろう。当然これらの台も11月末に撤去しなければならない。

特にスロットは新台の供給不足が深刻で低貸に回せだけの6号機をかかえているホールは少なく、ましてや低貸しのために新台を購入できる体力のあるホールがどれだけあることだろうか。

低貸しに積極的な某大手法人などは設置台数がケタ違いで、営業形態の見直しなども含めた大きな課題として現在進行形で取り組んでいるに違いない。

1つの市場として確立した低貸し営業ではあるが今まさにその存続に赤信号が灯ろうとしている。

将来的にパチンコ・パチスロの新台が安定的に供給されるようになれば今現在と同様の低貸しのスタイルが戻ってくると思われるが、11月末以降に同じ環境をユーザーに提供はできないだろう。

利益こそ薄いものの安定した稼働を取れる低貸し営業は、現在ホールにとってもユーザーにとっても無くてはならない存在。

未来を憂いても仕方がないので、現状を受け入れつつ、近い将来提供される環境に新しいパチンコ・パチスロの楽しみ方を見つけていく方が賢明だろう。

TEXT:パチンコ・パチスロ必勝本編集部

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