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【新台取材レビュー】東京レイヴンズ試打レポート|有利区間の使い方が上手いなぁと感じた1台

こんにちは。パチスロ必勝本のマンション長井です。

今回は6月7日に発表されたオーイズミの最新台「パチスロ東京レイヴンズ」の試打をしてきましたので、その感想を書かせていただきます。

まずは簡単なスペックの解説から。擬似ボーナスはあるものの、メインの出玉増加契機は2種類のAT。通常時はCZを経由して擬似ボーナス「闇鴉(レイヴンズ)ボーナス」中にAT抽選が行われます。基本的に最初に突入するのは「闇鴉タイム」というAT(純増約2.7枚/G)で、そこを一定ゲーム数消化すると「プレミアム闇鴉タイム」という上位ATへ移行。AT突入時の約1/4で上位AT移行に期待でき、上位AT到達時の期待獲得枚数は1600枚超です。

で、試打では設定6を打ってきました。スペック的には設定が上がるほど段階的に様々な抽選が優遇されるような形で、昨今の6号機でありがちな「設定6は初当たりが優遇されてるけどAT性能が低い」というようなものでなさそう。一応、広報の方にも「AT中にしっかり頑張って伸ばさないと、出玉は増えません」というような説明を受けました。

【AT1回目】

2セット 127枚獲得で終了…。言ってみればほぼ最低獲得枚数で終わってしまいました。

【AT2回目】

今回は上位ATにも入って、1512枚獲得。で、このあとはATに入らず試打の時間は終了に。ちなみに、CZは11回当選、そのうち成功してボーナスに繋がったのは5回で、さらにAT当選は2回、というデータになりました(ATを含めた総ゲーム数は2478G)。

ここからは実戦した感想を少し。まず、有利区間の使い方がめちゃくちゃ良かった。有利区間に移行するとCZ突入となります。これはつまり有利区間のゲーム数の上限を気にしなくて良いということ。ATにさえ入れば2400枚の有利区間完走を狙えます。「CZ当選=非有利区間移行」みたいで、字面ではちょっと違和感を覚えますが打つと全然違和感はありません。ひぐらし祭2なんかもそうでしたが、オーイズミの機械は有利区間でストレスを与えないように配慮しているイメージがあります。プレイヤーとして嬉しいことです。

で、有利区間移行でCZに当選するので、設定変更でもCZに期待できます。ただしこれは、約2割くらいで内部的にCZに突入するという話でした。仕組みはゼロボーナスの話が絡むので割愛しますが。通常時は割とCZに入る印象で、CZからボーナスもまあまあ繋がりますので、退屈感はあんまりなさそう(ちなみに天井は508GでATに当選)。まあ実戦したのは設定6なんで、設定1とか2を打つと印象が変わるかもしれませんが。なので、トータルで見ると比較的打ちやすそうなイメージでした。

あとはATの話ですが、月並みですが結構面白かったです。

前半・後半と2パートで構成されていて、前半を24R(1Rは8G)消化できれば上位ATに昇格。こう聞くと上位ATのハードルが高く感じますが、ラウンドストックもそれなりにするので、一気に4Rとか5Rくらい進むこともあります。後半パートに移行しても、そこで継続抽選に当選すれば再び前半へ。20G+バトルぶん継続して、レア役を引ければ割と継続抽選に当選すると思いました。レア役確率もそこそこ高めで、弱レア役でも仕事するというのはなかなかいい仕様だな、と。AT性能は言われた通り設定に関係なく荒れそうですし。

ちなみに前半パートの24Rというのは、アニメの24話ということで、1R消化している間に1話のダイジェストが流れます。なので、打っていればなんとなくのアニメのあらすじが分かります。僕はリアルタイムでは5話くらいで見るのをヤメたので、続きが見られました。うん。面白そうとでも言っておきます。

ということで、今回は「パチスロ東京レイヴンズ」の紹介でした。導入は7月19日(予定)です。以上、新台レポートでした。

(C)あざの耕平・すみ兵/株式会社KADOKAWA 富士見書房/東京レイヴンズ製作委員会 (C)OIZUMI

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