目押し頻度が高いアクロス系を筆頭に、技術介入系の台がけっこう目立ってきましたよね。サザンアイズにディスクアップ、バンバンにスナイパイにひぐらし祭2と、ビタ押しを要求されるマシンも勢力を拡大しています。
僕は、私は、目押しに自信がないから…といった理由で、打つことを躊躇している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は「目押し精度アップ講座」をお届けします。
目押しに自信がある方もぜひご覧ください。95%だったものが100%になるかもしれませんよ?
ではさっそく。
今回は「パチスロひぐらしの鳴く頃に祭2(以下、ひぐらし祭)」を題材にしていきます。題材がこれだからといって、他の機種に応用が効かない…なんてことはないのでご安心ください。
なお、機種解説は必要最低限に省略しますので、プロ頃にすとの方は…気にせず読み進めてください(笑)。
ひぐらし祭のCZ中にART突入用の特殊ベルが成立すると中リール→右リールの順番で適当打ちをすると、下記の形で停止します。
で、左リールは中段に白7をビタ押し。
これが成功するとART50Gに突入、失敗するとARTが30Gになります。いやはや大事ですね、この目押し。ここまではOKですよね。
さて問題なのはビタ押しです。皆さん、目押しをする際にどこを狙っていますか? 「は? バカだろ。今お前が左の中段に白7を押せって言ったじゃん」と思いますよね。うん。
では「左の中段」というのはどこからどこまででしょうか。ここで押したらおそらく「下段に押した」と台に判断されると思いませんか?
では逆にここならどうでしょう?
そう、中段とひと言で言っても、カッチリ1コマというワケではないんです。ちょっと早く押してもセーフ、ちょっとでも遅いとアウト、みたいな範囲なので実際には1.3コマくらいあると思っていいでしょう。
もちろん、メーカーや機種(筐体)によってビタと判定される範囲は異なるかと思いますが、判定OKな範囲が1コマ以下になることはないハズです。
今度は1コマをさらに1/3に割ってみましょう。この範囲は…セーフかアウトか微妙なところでしょうか。もしかしたらセーフかも?
これはビタ成功と判定されそうです。
もちろんこれは成功。
ビタ範囲の確認はこれでOKとして、もう1つ大事なことがあります。目押しの種類です。
絵柄を見ている時にどの部分が見えていますか? 目押しには直視と色目押しと呼ばれる2種類があります。
どちらも読んで字のごとくなのですが、直視は「そのまま絵柄を見る」というやり方で、色目押しは「絵柄は見ずに色だけ見る」というやり方。直視の方は色目押しの話しはすっ飛ばしてくれてOKです。
ボーナス絵柄は大きくて強い色をしているものが多く、また透過性があって一部が光っているものも多いです。この「デカい目立つ色」や「光っている部分」を目安に目押しをするのが色目押しとなります。筆者も基本的に色目押しです。
さて最終段階。
「アナタは絵柄のどの部分を見ていますか」
ひぐらし祭の絵柄を例に出すと、私はこの部分が光って見えていて、それを目安に目押しをしています。
絵柄の左下ですね。絵柄データだと分かりづらいので、実際の写真をどうぞ。
「絵柄の中央から少し下」を目印にしています。つまり、これを「中段の中段」に押すと、この辺に目押ししていることになるんです。
この時点で「狙っている場所がそもそも早め」だと思いませんか? 0.3コマ早いともしかしたら上段に目押ししたと判定されるかもしれません。
なので私は「左リールの中段の中・下段に白7狙い」という意識で狙っています。そうすることで目押し精度がグッと上がりました。
☆自分が絵柄のどの位置を目安に目押しているのか把握する
☆リールの1コマをさらに3分割して、その中でどこに狙うか判断する
この2つに加え、自分が目押しする際に早く押しがちなのか遅く押しがちなのかも参考にしてビタ押しに挑んでみてください。今までよりちょっとだけ上手くいくと思いますよ!
TEXT:パチンコ・パチスロ必勝本編集部