パチンコ・パチスロの勝負は機械と対峙しているように見えて、実際は対人戦だ。パチスロは設定を打つ人間との駆け引きがあり、また狙い台を取る場合にもライバルがいる。
パチンコも同様に閉店後に妖精さんが調整した台をどう見抜くかが勝負の鍵となる。勝負ごとにおいて対人戦ではスポーツにしろ格闘技にしろ将棋にしろ相手に勝つための戦略や攻略が存在する。
子供の頃に最初にする勝負と言えばじゃんけんだ。物事が決まらない時のてっとり早い解決手段であり、その勝敗の結果に異議を唱える者も少ない。ある意味公平性のある勝負と言える。
しかし公平性があるとは言え回数を重ねて行けば50:50の平等な結果になるかと言えばそれはまた別の話だ。
それは何故か?
それじゃんけんには攻略的な要素があり、それを知るものと知らない者では必然的に差が生まれるからであろう。
じゃんけんの起源
ジャンケンの起源には諸説ある。中国あるいは朝鮮半島に起源をもち九州から伝来したとする説などであるが、最も有力な説は、19世紀末に今でも西日本に多く残る拳遊びから(日本に古くからあった三すくみ拳に17世紀末に東アジアから伝来した数拳の手の形で表現する要素が加わって)考案されたと考えられるものである。
ウィーン大学で日本学を研究する『拳の文化史』の著者セップ・リンハルトは、現在の「じゃんけん」は江戸時代から明治時代にかけての日本で成立したとしている[4]。『奄美方言分類辞典』に「奄美に本土(九州)からじゃんけんが伝わったのは明治の末である」と記されており、明治の初期から中期にかけて九州で発明されたとする説を裏付けている
ウィキペディアより抜粋
じゃんけんの勝率を上げる基礎知識
じゃんけんは「グー」「チョキ」「パー」の3つの手の動作から「チョキ」<「グー」、「グー」<「パー」、「パー」<「チョキ」の優劣のルールに従い勝敗が決する。一対一の勝負であれば勝つも負けるも半々で回数を重ねれば勝率は50%に近付いて行くとされている。
しかしこれを少しでも自分に有利にすることができる必勝法が存在し、これを知ると知らないでは結果に雲泥の差が生まれる。まずは一対一のじゃんけんをする場合の王道の攻略を見て欲しい。
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②あいこの場合はあいこで出した手に対して負ける手を出す
ネットで調べるとじゃんけんにおけるファーストアクションでは「グーが35.0%、チョキは31.7%、パーは33.3%」、パーを出せば勝つ確率が35.0%となるとされています。また2回続けてじゃんけんをすると同じ手が続く確率は22.8%と低く、あいこになった場合はあいこに負ける手を出すのがよいとされています(パーであいこであれば次はグーを出す)。
しかし心理学な観点からパーが一番手の自然な手の形でこのパーに勝つチョキを出すのが最も勝率が高いともされています。
一歩進んだじゃんけん戦略
ネットで調べるととりあえずパーを出しとけよ!と言う記事が多く、すでに周知の事実とされている部分も多い。そこで重要となるのがここから一歩踏み込んだ戦略となります。
「最初はグー」でじゃんけんの主導権を握る
じゃんけんを始める合図である「最初はグー」の掛け声をあなたが言い出すようにしましよう。自分のタイミングで始めることで相手に考えさせる余地をあたいないようにする戦略だ。最初にグーを出すわけですから「同じ手が続くのは確率は22.8%」と心理学的な観点から相手がパーを出す確率が上がるためチョキを出せば必然的に勝率は上がるはずです。
知らない相手とやる場合には「じゃんけんポン」の合図で!
知らない相手とやる場合は王道のパーを出すのが無難。「最初はグー」を使うと手のファーストアクションがグー以外になる可能性が高く、それに勝つ手を出そうすると少し勝率が下がってしまします。
相手を知る
じゃんけんは仲間内でやることが多いため相手の出す最初の手を知っておくと有利なことは間違いないでしよう。
大人数でじゃんけんをする場合
大人数でじゃんけんをする場合はひたすらパーを出す、最終的にはこれが一番勝率が高いと思われます。スタートの合図が「最初はグー」か「じゃんけんポン」かで何を出すか考えてみるのもいいかもしれません。
じゃんけんは生身の人間が相手の心理戦である。これはパチンコ・パチスロも同様だ。相手を知り戦略を立てデータから最も勝率の高い手を繰り出す。
しかし困ったときはバー、はパチンコ・パチスロには通用しないことだけは覚えておいてほしい。
TEXT:パチンコ・パチスロ編集部