コラム

この夏はパチスロ闇芝居で涼んでみてはいかがでしょうか?|レア台探訪ぶらり打ちvol.1

皆さん、はじめまして。編集Sと申します。

以前、「パチスロ必勝本極」のルーツとなった「パチスロ極」を編集する傍ら、「パチスロ歳時記」という連載企画を1年ほど執筆していました。底辺YouTuberもビックリするぐらい、読者の反応はほぼゼロでしたけどね。

その企画は、例えば2月であれば「冬」を連想させる機種、4月であれば「桜」に関連した機種など、季節に応じた機種をチョイスして実戦するもの。ただし、人気機種は候補から除外して、できる限りレアな台を選んでいました。

理由は、個人的にレア台が好きだから。

導入(設置)が少ない新台、古くなってバラエティコーナーに追いやられた台など、現役バリバリのメジャー機種とは対極にいる機種が愛おしいのです。

多くの人を魅了することはないけど、きっとどこかに面白みはある。ゲーム性が不完全でツッコミどころが満載だとしても、それ自体が楽しいのです。

というわけで、この企画では「レア台」にスポットを当て、その素晴らしさを個人的な視点で紹介したいと思います。ゆる~い感じでお付き合いください。

記念すべき第1回目に選んだのは
『パチスロ闇芝居』です!

2021年8月1日現在、パチスロ闇芝居の設置店舗は全国で約80軒。今、もっとも勢いがあるアイムジャグラーEXが約6500軒ですから、かなりレアであることが分かります。

実際、私もホール探しに苦労しました。当初、比較的近所で目星を付けていたホールがあったものの、実戦に向かおうと思っていた矢先に撤去されてしまう悲劇が。仕方ないので、高速道路を使って約70キロ離れた某ホールへ行くことになったのです。

レア台を打つ以上、今後もこのような事態は十分想定されますが、交通費も実戦もすべて自腹ですので、気安く連載を引き受けてしまったことを少し後悔しています。

さて、気を取り直して実戦に移りましょう。

正直、私はこれまで闇芝居を打ったことがありません。

知っているのはノーマルタイプであること、アニメ(?)とのタイアップであることぐらいで、予備知識はほぼナシ。でも、だからこそ新鮮に楽しめるはずです。

うおっ、投資1000円でいきなり仮面が出てきました。

いわゆる「ビックリ系告知」ですね。驚きよりも、仮面の笑みにホッコリしましたけど。結果はREG。

液晶演出はいちいち不気味です。ただ、残念ながら原作が分からないので、「ポンキ○キのム○クのような妖怪が出てきたぞ」など、呑気な感想を抱きながらゲームは進みます。

気がつけば、リールの両サイドに奇妙なオブジェがありました。

鈴木亜美ばりのアヒル口が可愛いですね。ビートゥギャザー、ビートゥギャザー♪

4連続でREGを引いた後、ようやくBIGが到来しました。

消化中は「可愛いおじさんボタン」を押すことでBGMを変更できるのですが、その楽曲がやけにロック調。

画面上で進む「怖い話」と全然合っていない気がするものの、それもある意味で不気味さを醸し出しています。

ちなみに、BIG中の「怖い話」は一話完結するまでに結構な時間がかかり、通常時に戻っても続きます。どうしてもストーリーを一通り見せたかったんでしょうかね。

その後は結局、REGが先行するような展開になり、持ちコインが消えた時点でヤメ。

6000円のマイナスでしたが、実戦自体は充実していました。真夏に怖い話でヒンヤリできたのも良かった…いや、常にニヤニヤしながら打っていましたけどね。

皆さんもお近くで闇芝居を見つけたら、是非打ってみてください!

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