コラム

超レア台!煩悩ブレイカーの楽しさを堪能!?|レア台探訪ぶらり打ちvol.3

担当者からのアドバイスでまさかの旅打ちに

どうも、編集Sです。

個人的に気になったレア台を自由気ままに打つ「レア台探訪ぶらり打ち」も連載3回目を迎えました。

まだスタートを切ったばかりのヒヨッコ企画ですが、いきなり正念場かもしれません。

――打ちたい台が見当たらないのです。

振り返れば、初回に「レア台が愛おしい」「レア台の魅力を皆さんにお伝えしたい」などと豪語していた私。しかし恥ずかしながら、それほど昨今のレア台事情に詳しくありません。

アニメが大好きと言っておきながら、超表面的なことしか話せない元アイドルのようなものでしょう。0.05mm程度のペラッペラ・うすうす人間です。

もちろん、それでも打開策はあります。自分なりに導入台数(店舗)を調べて、単純に「少ない台」を打つことは可能ですし、実際にそのようなコンセプトで実戦を続けるつもりでした。

でも、せっかくなら少しでも興味をそそられる機種をチョイスしたい。そういった点で、私の琴線に触れる台がなかなか見つからなかったのです。

先日、この悩みを当サイトの担当者に包み隠さず話してみました。

すると彼は、私にハマりそうな機種を即座にいくつかピックアップ。さすがはパチスロ攻略誌の編集者ですね(一応、私もですけど……)。ありがたい話です。

その中から、もっとも興味を持った機種を打とうと思います。

というわけで、今回チョイスした機種は
『煩悩BREAKER禅』です!

煩悩ブレイカー禅の設置はアイジャグの1/100

2021年9月末時点で、煩悩BREAKER禅の設置店舗は全国で約70軒。もっとも設置店舗が多い『アイムジャグラーEX』は約6700軒ですから、約100倍もの差があります。

これだけ存在がレアならば、設置ホールを見つけることに苦労するもの。実際、私が住む地域には一軒も設置店がなく、約150km先の某県まで車を走らせました。もはや立派な旅打ちですね。

長距離を移動してまで、なぜ煩悩BRAKER禅を打ちたかったのか。それは担当者のある言葉が影響しています。

「Sさん、煩悩はいろんな機種やゲームとかをオマージュした演出が用意されているんですよ」

オマージュ?

一瞬だけ卑猥なイメージが頭に浮かびましたが、私は40歳を超えた立派な大人です。ニヤつきそうな表情を抑え、そのまま話を聞きます。

「たとえば、坊主の主人公・禅が散髪屋さんへ行く演出。あれは○○○をオマージュしていますね。ほかにもいろいろあって、プレミア演出では……」

担当者の話は止まりません。そこまでアツく語られたら、私だって気になります。実際にどれだけ楽しいのか、この目で確認したいと思ったのです。

オマージュを楽しみに150km先の設置店へ

すでにご存知のように、超うすうすの私は煩悩のゲーム性をほぼ知りません。

予備知識はほぼゼロのまま、「ただ演出を見てみたい」という好奇心のみで150km移動し、実戦をスタートしました。もちろん、状況に応じて台間POPやスマホでシステムは調べますけどね。

そして、開始直後の投資2000円で「廻想の章」に突入し、そのままREGに当選。

残念ながら連チャンしませんでしたが、幸先は良い感じです。

ちなみに、廻想の章ではどこかで見たことがあるようなシーンも散見され、そこでの登場キャラは某格闘ゲームに出ていたような気もしました。

その後、2000円の追加投資を経て再び廻想の章へ。

今度はどこかで見たようなプロレス的な演出が発生し、勝利したキャラが「ウィィィー!」と叫んでいます。スタン・ハンセンもパクっているとは…。とにかく、結果はBIG!

BIG消化中にまたもや見たことがあるような、ないような演出が。そしてド派手な演出が発生し、連チャンゾーン(らしい)「煩悩BASH」突入です!

未知なる煩悩バッシュでまさかの大連チャン⁉

自分なりに調べたところ、煩悩BASHはSTのような感じで、この間に自力でボーナスを引き続けることで出玉が増加するらしい。バトルに発展すればボーナスのチャンスみたいですね。

よく分からないまま打ち続けると、あれよあれよと主人公が勝利しまくり=連チャンが続きます。途中のBIGでは1G連にも当選しちゃったりして、すっかりテンションはMAX。

最終的には煩悩BASHで8回(初当たりも含めると9回)のボーナスを引き、1100枚以上の出玉をゲットできました!

高速代を回収してお釣りがくるくらいの快勝!

結局のところ、今回の趣旨である「オマージュ演出」の数々を存分に堪能できたかどうか…は分かりません。

私自身、演出の「元ネタ」を知らない部分があり、せっかくのオマージュを見逃した可能性もあったでしょう。

ただ、終わり良ければ(=勝てれば)すべて良し。

往復300kmも車を走らせた意味があったでしょう。

帰り道の高速道路で一人、「オマージュ」という言葉を何度もつぶやきながら、ニヤニヤが止まらなかった煩悩だらけな43歳の秋でした。

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