新台

普通図柄抽選の自由度がスゴい/Text By F山科

アイドルマスターミリオンライブ!
戦国恋姫 Vチャージver
緋弾のアリア 緋弾覚醒編
蒼天の拳 天刻
真・暴れん坊将軍 双撃

上記に挙げた機種は、いずれも今年である2021年にリリースされたもの。この5機種は、右打ち中の仕組みが他機種とは一線を画している。

それは「普通図柄」の抽選が出玉に大きく影響しているという点だ。

一般的に「普通図柄」…略称で「普図(ふず)抽選」と呼ばれているコレ。普通のデジパチでも搭載されています。例えば沖海5とかで例に挙げると。

スルーを通過すると普図の抽選が行われて。

普図が当選すると電チューが開放します。デジパチだと、時短中や確変中といった「電サポ」中に、電チューを開かせるための抽選ですね。

普通のデジパチだと玉持ちなどに影響しますが、この抽選が特殊と言えるのが冒頭で述べた5機種です。

【ミリオンライブ】
普図の開放に「非電」の機能を使うことによって、2種類のチューリップを振り分けで開放させている。これにより、特図2開放→Vストックといったゲーム性を実現し、最大1+4ストックかつ、すべてにループの連チャンを持たせる「ループストック」をパチンコで実現した。

【戦国恋姫】
電チューのロング開放が、規定個数入賞するとすぐに閉じる機能を使って、大当りの種類により保留入賞個数変動=Vチャージの個数が変化する。これにより最大継続率が約95%にもなる場合あり。

【蒼天天刻】
右打ち中の普通図柄の当選確率を3段階に分岐させており、それにより4回抽選における開放当選率=V獲得率を変動させている。具体的には80%、93%、100%(=V×4個確定)の3種類。

【暴れん坊将軍】
真成敗RUSH中の大当りは普通図柄抽選で、当選時は2個の特図2の保留を獲得。1個につき1000個の払い出しが確約されるため、当選すれば1000×2=2000個を実現。それをループ機のように見せている。

そして、これらの機種の中でもかなり画期的なシステムを起用しているのが「緋弾のアリア 緋弾覚醒編」だ。

まず、この台には右打ちできる状態が3つ存在する。初当たりが7で突入する100回転。初当たりが7以外で突入する50回転。そして遊タイム発動による1000回転。

この右打ち中の実質大当り確率は通常時の1/199とはいずれも異なる。

特に衝撃なのは50回転の抽選だ。この時の実質確率は「1/236.6」となる。そう、通常時の大当り確率よりも低くなっているのだ。

なぜこんなことが起こるのかというと、この台の右打ち中の図柄揃いは、普図の抽選が当選→電チューロング開放→入賞すれば必ず大当りする…という流れをとる。

で、50回転の場合は普図の1/73の抽選に当たっても、ロング開放をするのが一部のみ。それをすべて考慮すると「1/236.6」の実質確率になるんですわ。

このリスクを引き換えに、100回転と1000回転の状態はさらに強力。1/73で実質大当りとなるのだが、さらに10R当選時の50%で、特図2が即当たりではなく、ロング変動になる。

それがシリーズ伝統演出の「LIGHTNING BULLET CHANCE」として消化されるのだ。この間は右打ちを続けて普図抽選を制限時間がくるまで何回も受けられる。

その間に1/73を射止めれば、電チューがまたロング開放。保留を1個追加するので、実質的に「大当りを保留した」状態となる。

その保留を利用して、今度は大当り消化後に「V Attack STOCK TIME」に突入させる。

大当り後に特図2の保留が残っている場合、すべてロング変動をさせることで、毎回制限時間付きの1/73抽選を受けること可能とした。

保留がある限り続くうえに、保留は最大4個までストック可能。複数貯まればそれだけ「V Attack STOCK TIME」の消化も増えるので、結果的に連チャンはドンドン伸びることになる。

この仕組みがあるので、幾多の関門を突破した人がSNSなどで2万発超えなどの大連チャンを自慢しているのだろう。ライトミドルの初当たり確率から考えると、この出玉は驚異的である。

筐体上のパネルが導入前から話題となった台ですが、システムも業界初の機能が目白押しなんですわコレ。なお、パネルは本物のビート板にもなったので、話題つくりの面でも先をいってます。

ちなみに実質天井の1000回転は実質大当り濃厚です。100回転で1/73を射止めるのはなかなか大変ですが、1000回転ならまず当たる。しかも、その場合でも「LIGHTNING BULLET CHANCE」のチャンスがあるとなれば、相当狙い目になると思います。

ココを体験するかどうかで、緋弾覚醒編の面白さは天と地の差があるので、一度は経験しておくことをオススメします。

Text By F山科

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