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【新台取材レビュー】男の夢は新たなステージへ|Text Byスロカイザー

子供の頃、私は“夢”を思い描いていた――。

ただ、その夢の内容が現実離れしすぎていたので、夢を語ると馬鹿にされたり、ときには冷ややかな目で見られることもあった。そして、私は次第に夢を語ることをヤメ、自身の夢のことは忘れかけていた。

だが、今から9年前。突然、その夢が叶った。夢を叶えるために何か努力をしたわけでもなく、夢のほうから転がり込んできた。文字通りに夢にまで見た光景、幼き自分が思い描いていた光景、それを目の当たりにして懐かしさが込み上げて目頭が熱くもなった。その夢とは……

「女の子のお尻を叩きたい…ッ!!」

2012年7月、初代『シンデレラブレイド』がホールデビュー。この機種最大の売りは皆も知っての通り、ヒロインのお尻を叩くたびに上乗せが発生する「おしりペンペンタイム(OPT)」だ。きっと、私と同じ夢を描いていた者がメーカーのNETにも存在していたのだろう。また、この世界にも同志が大勢いたみたいで、『シンデレラブレイド』は人気を博してシリーズ化することになった。

2021年12月。そんな『シンデレラブレイド』の最新作が登場する。その名もズバリ『シンデレラブレイド4』。多くの者から愛されているからこそ実現したシリーズ第4作目だ。


今作はシリーズ初の6.2号機ということで、有利区間3000G対応となっている。故に、天井までハマったから完走しても1000枚ちょっとしか獲れない…なんて悲劇は生まれないぞ。

|基本スペック


ゲームフロー

まずはゲーム性の概要を紹介しよう。通常時は歴代シリーズと同様に伝統の周期抽選となっており、成立役に応じてEXP(経験値)を獲得してレベルアップを目指す。基本的にはレベルが上がれば上がるほど周期到達後の連続演出に成功しやすくなっている。

連続演出に成功するとCZ「滅龍戦線」に突入する。

また、周期抽選の期待度がアップする姉ステージや死闘ステージなど複数のチャンスステージも新たに加わった。

CZ「滅龍戦線」

CZは前後半の2パートで分かれており、前半「滅龍戦線 絆」では4人の姉との合流を目指し、姉が多いほど後半のボスバトルである「滅龍戦線 死闘」が有利に進む。もちろん、全員と合流できれば大チャンスだ。“絆”と銘打ってあるように、姉妹同士の絆を垣間見ることができる。

後半「滅龍戦線 死闘」では魔物のボスとバトルをして勝利するとAT確定。バトル中は成立役や小役の連続でダメージを与える自力感バリバリのゲーム性となっている。

|AT「武戦会」

ATは純増+2.7枚/G。姉たちとバトルロイヤルをして主人公レイラのHPが残っている限りATは続き、姉を1人でも撃破できればセット継続確定だ(継続率は約72%)。

今作はバトルロイヤル形式なので、姉同士が戦うこともあるぞ。そして、勝利したときの一部で上乗せ特化ゾーンであるOPTに突入。OPT期待度が高くなるセット数も存在している。

|おしりペンペンタイム(OPT)

今作のOPTの継続率は驚異の約99%、お尻の叩き放題といっても過言ではない。今まで満足にお尻を叩けず散っていった紳士たちには朗報だ。もちろん、前作で好評だったアーマーブレイクも健在で…

100枚上乗せするたびに姉の鎧・衣服が破壊されていき、最終的にはあられもない姿に!? なお、OPTの演出は従来通りの「通常」に加えて、

上乗せ期待度を示唆している保留が表示される「先読み」や、一発で決着がつく「一撃」が選択できるようになった。どれを選んでも上乗せ性能は変わらないので、自分の好みでペンペンしよう。レッツ、スパンキング!!

今作はお尻を叩くほど大量上乗せに期待でき、OPT後は獲得した差枚数分だけ継続する(超)シンデレラボーナスに突入する。

|(超)シンデレラボーナス

ボーナス中は暴走モード突入抽選が行われ、7揃いやレア役が出現すると暴走モードのゲーム数を獲得するチャンスだ。

|暴走モード

暴走モードが続いている間はレイラが負けることはない無敵状態で、暴走モード中に姉を撃破できればOPT突入の大チャンス。

|クイーンズバウト

OPTで一定枚数上乗せできるとATが 「クイーンズバウト」に切り替わり、女王アーデルハイトとのバトルが始まる。継続率は約93%に大幅アップし、2400枚完走率はなんとビックリ約53%となっているのでクイーンズバウトに到達すれば完走も射程内となるぞ。

分かりやすく日本の人口でたとえると、日本には約1億2千万人いるので、全員がクイーンズバウトに突入したとすると約6千2百万人…つまり、おおよそ東京・神奈川・大阪・愛知・埼玉・千葉・兵庫・北海道に住む人が全員完走できるということだ。これはスゴい。

とまぁ、基本的なゲーム性はこんな感じになっている。歴代シリーズのゲーム性を踏襲している部分が多いので、シンデレラブレイドファンなら初打ちでも戸惑うことはないだろう。また、一度もシンデレラブレイドを打ったことがなくても、複雑なゲーム性ではないので少し打てばすぐに把握できるぞ。

|注目ポイント

【濃厚(?)なストーリー】

歴代シリーズのストーリーは一言でいうと“茶番”だったが、今作は思い切り雰囲気が変わってシリアスになっている。ストーリーを簡単に紹介すると

――地底から突如現れた浮遊城。そこから現れた無数の魔物たちによって王国が蹂躙されていく。王子ミハエルは魔物に攫われ、彼を救出するために王女アーデルハイトと5人の姉妹たちが立ち上がった。

魔物が登場してよりファンタジー色が強くなった。特にCZ中のバトルはRPGのラスボス戦のような重厚感のある空気が漂っており白熱すること間違いナシ。

今までのゆる~い感じの雰囲気が好きだったという人も少なくないと思うが、そこは安心してほしい。シリアスなのは通常時だけで、AT中は今まで通りのシンデレラブレイドとなっている。AT中に姉妹同士が戦う理由は今まで通り王子争奪戦で、レイラの攻撃パターンも

落とし穴を仕掛けてベロベロバーで姉を挑発するとか、毒霧攻撃をするとか、コメディ要素が強い。また、ATが継続するとブレイクタイムorOPTに突入するのだが、

ブレイクタイムでは姉妹たちが仲良くのんびりゆっくりとお風呂に浸かって、全力でブレイクしている。「いやいや、お前たちさっきまでバトルロイヤルしていたじゃん!!」と突っ込まざるを得ない。

ちなみにブレイクタイム中はアクシデント発生で姉にダメージを与えることができ、次セットのバトルが有利になる。そのアクシデントというのは

石鹸で滑って転ぶとか、桶が落ちてくるとか、のぼせるとか、かなりゆる~い感じになっているぞ。

【アテナのイメチェン】

次女アテナは
初代:緑髪+眼鏡
2・3:黒髪+コンタクト

と大幅にイメチェンをして多くのユーザーを驚かせた(困惑させた)が、今作では眼鏡が復活。眼鏡スキーである私には朗報以外何物でもない。

【肌色率】

説明不要。今作はシリーズ最高…いや、NET最高の肌色率で眼福の連続だ。あなたはこの衝撃に耐えられるか!?

こんな魅力たっぷりの『シンデレラブレイド4』は12月20日導入予定。通常時からAT中まで自力要素満載で己のヒキと尻叩き力(ペンペン力)が試さる機種となっているので、今からしっかりと尻叩きのイメージトレーニングをしておこう。

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