世界ランクで常に上位に食いこむ「負け」界の重鎮・松真ユウ氏。ただ負けるだけでなく、魅せる負け方を演出してしまうことで人々に勇気を与えていますが、本人は毎回かなり本気で凹んでいます。 そんな彼にも人生最大のチャンスがきっちり訪れていました。きっちり逃しましたが。ベタ過ぎるドラマの脚本みたいな展開なので、嘘っぽさすら漂いますが、彼に限っては十二分にありえるのです。 最後のコマで死んだ人みたいになってますが、彼は今日も元気に負けています。(「10万負けがへっちゃら」というのは物語を美しく締めるための方便であり、 ...