コラム

ナポレオンとパチンコ

12月も1週間経って、ホールはシン・エヴァンゲリオン大量導入に向けて回収モードが続いていますが、皆さん戦績はいかがですか?
シン・エヴァンゲリオンを早く打ちたい方は代金を支払ってるつもりで、負けてもいいやって気持ちでいるかもしれません。
人気のRe:ゼロから始める異世界生活season2もちょっぴりシンエヴァの代金の支払いに回っているような出方ですが、いま1日13時間お客さんが座り続けてくれる台は他にありません。
前作のRe:ゼロでいいやと思っていたホールは大誤算で“買っときゃ良かった”と後悔する異常人気です。

やっぱり落ちブルアップボタンと10~20連の出現率の高さは、349分の1のスマートパチンコでもお客さんが座って前の宝玉ランプのポギューンに飽きてしまったRe:ゼロファンと、新たなファンをしっかり囲い込んでいます。
中古市場でも引っ張りダコの人気で、年末年始1台500万円の値がついたRe:ゼロ2人気はまだまだ続きそうです。

座れないRe:ゼロ2で勝ち越せたので、ひと安心のドンキホーテはRe:ゼロ2実戦マンガを描きまくっている毎日です。
12月14日発売のパチンカーZがRe:ゼロ2実戦第1号マンガになります。

オスイチのツボを見つけたので是非参考にしてください。
その前に座れるかどうか、シン・エヴァンゲリオンとの2大人気マシン戦争に乗り込んで下さい。

パチンコの出玉戦争はホールの出玉合戦になってくれるので大歓迎ですが、本物の戦争はシャレになりません。いまも世界中で起きている厳しい現実から目を逸らしてはいけません。
いつ巻き込まれてもおかしくない最近の世界情勢です。

今日、ロードショーで“ナポレオン”を映画館で観てきました。

歴史の授業でしか知らないナポレオン・ボナパルトという人物を、エイリアンやグラディエーターのリドリー・スコット監督が、日本の大河ドラマの徳川家康なんかお子ちゃま扱いのナポレオンの壮大な大河ドラマを、ギュッと3時間弱に凝縮して巨大スクリーンで見せてくれます。

とはいえNHKの大河ドラマ“どうする家康”も北川景子さんの二役で茶々のドラマみたいになっていますが、世界の歴史を動かしていたナポレオンの陰にジョゼフィーヌという悪妻の存在が大きく、この3時間で何万人という兵隊を死に至らしめたナポレオンも、一人の女性に心奪われて狂っていく生き様がメインの映画で、改めて歴史って一人の人間でこんなにも変えられていくのかと複雑な気持ちになります。

ナポレオンが61回の戦争をしてきて、ロシアへの侵攻が失敗に終わるのは歴史上の否定しがたい事実ですが、その辺もリアルにリドリー・スコット監督は数千人というエキストラとロケーションで忠実に再現しています。

映画として驚くのはグラディエーターとゼログラビティでアカデミー賞を獲った特殊効果、ニール・コーボールドの作るロボットの馬やにせものの氷の張った湖など、信じられない技術にマンガ家として注目してしまいます。
氷を割って落ちる馬と兵隊、大砲を受けるナポレオンの馬の衝撃は、目に焼き付いてしまいます。

ジョゼフィーヌが自分が進軍している最中に浮気していることを知って、フランスに戻るナポレオンに一人の男としてグッとナポレオンを身近に感じるシーンです。
地元で民衆の物笑いのタネになってるスキャンダルも、この50年のナポレオンの叙事詩には欠かせないエピソードです。

何か賞は獲るでしょうが、ジョーカーのホアキン・フェニックスのナポレオンより、Netflixの“クラウン”でエリザベス英国女王の妹で自由奔放なマーガレット妃を演じていたヴァネッサ・カービーのジョセフィーヌが助演女優賞を獲ってもおかしくない存在です。

今日は鬼太郎で勝ったので映画“ナポレオン”を観たドンキホーテでした。

 

▼12月7日実戦収支
A店収支
+13000円

B店収支
-2000円

▼1日トータル収支
+11000円

▼2023年12月トータル収支
+8500円

▼2023年トータル収支(※12月7日現在)
+497万3000円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年12月7日
+9697万740円

-コラム
-