コラム

わざとスルーさせて3度目のゴジラへ

いよいよラッキートリガー本命の1台、“大工の源さん超韋駄天2極源Light”と、化物語にひぐらしのなく頃にの人気コンテンツの登場を前に、セッセとお金を吸ってるホールでお座り一発、リング呪いの7日間3で貞セグチャンスが前触れもなく一発成功です。
貞子は甘くて、いまでも生存しています。“こんなにあっさり当っていいの?”と逆に貞子に聞きたいくらいです。

しかし今日は、藤丸くん打法が通用しないショボ連貞子です。

3000発1万円で、映画のチケット代が出来たのでカミさんを呼んで3度目のゴジラ-1.0を鑑賞しようと待ち合わせます。

夜6時25分からの1回こっきりです。米アカデミー賞視覚効果賞を受賞したメイドインジャパンのゴジラ70周年、30作目は世界に誇れるゴジラです。

ボクのひとつ下の歳のゴジラが初代1954年の白黒ゴジラと肩を並べる名作としてハリウッドに衝撃を与えました。
35人の白組スタッフが作り上げた史上夢に出る“恐いゴジラ”の誕生です。
初代の白黒ゴジラはニュース映像のように、子供心に長屋を押し潰しにくる夢を何度も見たドンキホーテです。

中学の頃は、“希望映写会”という名前で全校生徒がゾロゾロと映画館に向かって先生と一緒に加山雄三さん主演の若大将シリーズと、ゴジラシリーズの2本立てを観に行った記憶が鮮明に残っています。
東宝の夏といえば8.15の終戦シリーズも全校生徒で鑑賞した希望映写会で、戦争体験者の先生方が多い時代でした。

あれから60年!庵野監督の人間ドラマの薄いシンゴジラと違って、コッテリ人情ドラマの山崎貴監督の“三丁目のゴジラ”と言っていい“ゴジラ-1.0”は、涙うるうると恐いゴジラを日本人だけで戦後、倒す新作です。
1954年の円谷英二特撮監督のゴジラが昭和29年のお話なので、それ以前の戦後の日本で暴れるゴジラということでマイナス1.0なのです。

オーメン0の予告や、陰陽師0と、ルーツ映画オンパレードのいまの映画界です。
科学もそんなに進歩していない戦後の日本で、ゴジラと対決する日本人にカミさんも大満足です。
3度目のドンキホーテも、三たび手に汗握る“ゴジラ-1.0”の特撮シーンの数々です。
TVや配信が始まってもデカいスクリーンで、極暴音上映で観たい映画なのです。

そんなゴジラ鑑賞前に時間があるので、ちょこザップではなく“ちょこパッチ”したルパン三世銭形からの招待状が、オスイチ先フラピースフラッシュが紫色にフラッシュして、ルパンの3つ目の声“もらったぜ!”が響きます。

“来た来た来たぁ~!”に“頂くぜ!”に続く、“もらったぜ!”の声です。
これが5時51分!ゴジラまで30分!ここから時計とにらめっこ!
6時15分にはパチンコホールを出ないと6時25分の上映には間に合いません。
150回のSTの77回転でデモ出し、女のコに挟まれたHEIWAの文字で打ち出します。

これが150回転目で引き戻したり、連チャンが終わりません。
このままだとチケットとポップコーンとコーヒーを買って映画館で待ってるカミさんに間に合いません。

4連で6時10分!ここで禁じてのデモ出しをせずにST150回をスルーさせることを決断して、スルーさせます。
ヘタにリーチになるとハラハラドキドキしてしまう、パチンカーの逆ドキドキです。
“はずれてスルーしろ~!”です。
知人がいればST中の台をプレゼントするのですが、ガランとしたルパンのコーナーでそれはできません。以前は確変中の台をライターさんや常連さんにプレゼントしまくっていたドンキホーテです。

無事4連、6千発出して映画館へダッシュです。両替は映画が終わって夜9時にゆっくりカミさんとやったのでした。

▼4月7日実戦収支
A店収支
+6500円

B店収支
-500円

C店収支
+18500円

▼1日トータル収支
+24500円

▼2024年4月トータル収支
+15万8500円

▼2024年トータル収支(※4月7日現在)
+131万1500円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年4月7日
+9864万6240円

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