コラム

モンスターが一言で世界トレンド

10月の新ドラマが続々始まって、あとは今度の日曜9時の野木亜紀子さんのシナリオで、塚原あゆ子監督の“ラストマイル”コンビの“海の底のダイヤモンド”がいよいよスタートして、全て新ドラマが出揃います。

そんな新ドラマで趣里さん主演のリーガルドラマ“モンスター”が弾けました。
最後の低いトーンでゆっくり囁きかける真犯人への“ひ・と・ご・ろ・し”が超インパクトを与えてトレンド入りです。

このドラマ、韓国で超大ヒットした“ウ・ヨンウ弁護士は天才肌”というリーガル人情ドラマがベースだとわかります。
ウ・ヨンウさんはスペクトラム症を抱えたチャーミングな弁護士が次々と難事件裁判を解決する痛快ハートウォーミングなドラマです。
Netflixでも第1シーズン全16話配信中で、カミさんと一気に観てホロリとしちゃいました。
魅力的なウ・ヨンウ弁護士役のパク・ウンビンさんに見事にハマったドンキ夫婦です。

日本のモンスターは趣里さんがクールでちょっと変わった弁護士という設定で、裁判の先にある深い闇にもツっ込みを入れていて、エンドロールのテロップが画面下に流れてからが本番です。

いまのドラマはテロップの後が肝です。終わって、“なぁんだ”と思ってると大ドンデン返しも多く、次回へつなげるのが脚本のセオリーになっています。
ネット配信で次の回、次の回と一気観して夜更かししちゃう視聴者続出です。
月9はつまらないけれど月10は楽しみになりました。

水曜深夜、木曜早朝の1時、テレビ東京系の“ベイビーわるきゅーれエブリデイ”が突然のアクションシーンがゆるい女のコの会話の合い間に入ったり、“殺し屋”という職業についてる娘を公認しているファミリーの存在に、もう笑うっきゃないヒットドラマです。
劇場では“ベイビーわるきゅーれナイスデイズ”は公開中で、若い観客の方たちで笑いと熱気に包まれています。映画館へGO!

1996年生まれの28歳の阪元裕吾監督の若さとセンス爆発のアクション映画というには、ユーモアたっぷりの殺し屋ドラマです。
ボクがパチンコを始めて夢中だった43歳の頃生まれた監督が、ベイビーわるきゅーれを作っています。ボクは28歳でジャンプデビューをして打ち切りを喰らっていました。

夜中のドラマに拾いモノが多いのは、配信用の30分ドラマが多くて、面白ければゴールデンで、というテレビ局のドラマプレゼンの時間帯だと思っていますが、ゴールデンのドラマもオチオチ出来ない傑作揃いだったりして、あこがれの先がネット配信でテレビのゴールデンタイム進出ではない時代に突入しています。
むしろゴールデンのドラマのレベルダウンが目立ってきているくらいです。
シナリオライターのアイデアの枯渇やスポンサーや原作者への配慮など、日本テレビのセクシー田中さんのような問題も起きます。
日テレには任されない空気が流れてもおかしくはない、ドラマの低レベル化は否めません。

テレビ東京は予算のないところから“メシテロ”こと“孤独のグルメ”の超ヒットで、夜のドラマ界をリードしている印象です。
井桁弘恵さんをスターにした“メンタル強め美女白川さん”からの、現在“私の町の千葉くんは。”へと井桁さん全力投球のラブコメが笑えます。

あっ、パチンコ乃木坂46に出演している樋口日奈さんも共演されています。
白川さんでは、野呂佳代さんが大河女優に出世しましたが、樋口さん頑張って下さい。
パチンコ台の推しを樋口さんに推し変しました。AKB48のときの“松井玲奈さんも山下美月さんも結婚しちゃったもんなぁ”と勝手に失恋しちゃってるドンキホーテです。

もうひとつ、今期のドラマで菜々緒さん主演の“無能の鷹”が超面白い!
大河の一条天皇役の塩野瑛久さんのイケメンぶりが三枚目役で倍増です。

徹子の部屋で、徹子さんをメロメロにしちゃってましたね。塩野ファンの女性の皆さんは“REAL”と“光る君へ”と“無能の鷹”は必見です。

▼10月16日実戦収支
A店収支
-4500円

B店収支
-3000円

C店収支
-8000円

▼1日トータル収支
-15500円

▼2024年10月トータル収支
+13万8500円

▼2024年トータル収支(※10月16日現在)
+329万3800円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年10月16日
+1億64万2540円

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