知らず知らずのうちに心配していたパチンコ台の一番の欠点が無くなったことにお気づきですか?
欠点と言えば欠点ですが、昔からパチンコを打ってた人たちには物足りないことかもしれません。
連チャンして玉の払い出しが遅くて、この出玉、前の当りの分と違う?いや、その前の前の当りの分じゃないのってくらい、パチンコ台の中で玉の払い出し系の機械というか、昔ながらのパチンコ台のガシャンと1回分の玉を落としては、表の受け皿に吐き出すのにテンヤワンヤの大騒ぎをしている姿に、どんどん連チャンのスピードがUPして、とても今までのシステムでは追いつかない時代が来ていました。
しかし、いつの間にか遅れていた出玉が徐々に早くなっていたり、スマートパチンコでデジタル表示になって解決しています。
スマパチの一番の特徴は、玉が20個近く台の中で循環しているだけで、デジタル表示が増えるだけというものです。
もう払い出しの遅れを心配することは一切無くなってしまいました。
こうしてパチンコは近代化の一途を辿っていくのです。
昔のあの店員さんがドタバタドル箱を持って来て上げ下ろしするのを汗だくでやっていた重労働が消えたのです。
店員さんの数も減っていくホールの独特の慌ただしさは、遠い昔話になりつつあります。
あの頃、ホール店員の方々は腰痛が職業病でした。2~3箱ならまだしも、一人で5~6箱とドル箱を持ち上げていた力自慢の店員さんもいました。
腰を痛めてホールを辞めていった店員さんも全国では数知れずです。労災と言っていいパチンコの30兆円産業時代の大きなツケになっています。
働き方改革なんて、大きく世界に遅れて表向きの体裁(ていさい)、そう“体裁”だけ取り繕ってきた日本です。
この世間の体裁、世界から見られた時の体裁を取り繕うことが日本人の歴史と言っていい、恥ずかしい部分です。
パチンコも他人事ではありません。世間の目をずっと気にし続けている業界です。
何か起きたら非難の矢面に立たされて、ギャンブルの責任を全部背負ってしまうパチンコの不甲斐なさを30年間ツラく思っているドンキホーテです。
ちょっとルールが甘くなって出るようになったのに、それを素直に喜ばずに“どうせまた規制がかかるんでしょ、センセイ”とタクシーの運転手さんによく言われることも多いドンキホーテです。
正直、30年間で山あり谷ありのパチンコ業界の世間体への体裁の取り繕いにウンザリしているところはあります。
こうして、“どうせ規制がかかるんでしょ”と言ってる方に限って、甘い汁を吸わずにいることのほうが心配なのです。
業界が甘い汁を撒き散らかしている時に、甘い汁を頭から浴びてから先の心配をして下さいと言いたいです。
どうせ規制はいつかかかるでしょうが、甘くしている間は甘さを味わわなきゃ損です。
その甘い汁がほとばしり始めているのがいま!現在2024年の12月なのです。
ルール改正から大きくスペック変更した台が売れ残った在庫の部品を使い切って、スマートパチンコへと衣替えする時です。
12月2日の新装から、“こんなのいいの?”っていうスペックと出玉の新台が続々登場します。
海シリーズに慣れていたパチンコファンも少し浮気を始めたここ1~2年です。
スロット4号機でホールに通い始めた若いパチンコビギナーも、パチンコの新台コーナーに溢れています。
新ルールには、数多くの抜け道があったので、各メーカー手探りで“あっ!”という新台の開発に全力でチャレンジしてきて、その成果をお披露目する日が遂に近づいてきました。
確率なんて有っても無いも同然の世界が始まろうとしています。
▼11月30日実戦収支
A店収支
+1500円
B店収支
-3000円
C店収支
-2000円
D店収支
-5000円
▼1日トータル収支
-8500円
▼2024年11月トータル収支
+23万6000円
▼2024年トータル収支(※11月30日現在)
+372万2300円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年11月30日
+1億107万1040円