ドクターXこと大門未知子の名ゼリフとしてすっかり有名になった“私、失敗しないので”が、偶然の産物だったことを明かした12月6日金曜日の“ドクターX~外科医大門未知子~SP”が、なんと2~8日までの全テレビ番組の視聴率ベスト30で、なみいるドラマやバラエティやスポーツやニュース番組を抑えてダントツトップの14.2%だったことに驚いたドンキホーテです。
朝ドラや大河ドラマ以外ひとケタ視聴率が当たり前のご時勢に、14.2%という驚異の視聴率を叩き出したドクターXです。
ベスト30にはつまらなくなった朝の連ドラ“おむすび”が視聴習慣で13.4%、中井貴一さんと岡田将生さんの“ザ・トラベルナース”が11.1%で11位、大河ドラマの“光る君へ”が放たれた矢で、博多湾で松下洸平さんが死んで、世の女性視聴者が涙した回が20位の10%で、この4本しかベスト30に入らない今の日本のテレビの現実です。
見逃し配信の視聴率がホンモノと呼べる時代になりました。
サブスクのNetflixやU-NEXTなどでいつでもドラマは初回から観ることが可能です。
スポンサーのCMをわざわざ飛ばさなくても、ドラマを純粋に楽しめる2024年です。
そんな中、テレビのチャンネルを合わせて14.2%の人々が観たドクターXは歴代のダイジェストはもとより、劇場公開の“ドクターX~外科医大門未知子~FINAL”の番宣番組がダントツのトップです。
先日亡くなられた名優、西田敏行さんファンの方々も、西田さんの名アドリブ集に大笑いされたことでしょう。
その西田敏行さんの遺作とも呼べる傑作に、この映画、しっかり出来上がっています。
画面に大写しになる西田さんの姿に、現実とフィクションの間で観客はどうしたらいいのか、涙のお別れです。
脚本の中園ミホさんも来年の朝ドラ4月スタートのアンパンマンの作者、やなせたかし先生ご夫婦の“あんぱん”の台本を書く前に“ドクターX~外科医大門未知子~”をしっかりFINALにしようと、入魂のシナリオを用意してくれました。
テレビ朝日の劇場版の“相棒”や“七人の弁護士”は大したことないとナメていたドンキホーテも、これでもかと詰め込まれた劇場版“ドクターX~外科医大門未知子~FINAL”に、2時間半釘付けになりました。
マンガチックなフィクションと医療ノンフィクションを上手く料理して、海老名医師を演じた遠藤憲一さんたちも、ノビノビ演じてお正月気分の劇場版です。
岸部一徳さんは60年代のグループサウンズ“ザ・タイガース”のノッポの“サリー”と呼ばれていた頃から見ているドンキホーテです。
奇しくも、西田敏行さんも岸部一徳さんも1947年生まれの77歳です。
昨日亡くなられた“とくダネ!”の司会者、小倉智昭さんも77歳でした。
映画の中で岸部一徳さんが演じる神原晶が77歳、喜寿を祝うシーンで、“寿命は神が与えた最高のDNAだ”という名ゼリフが響く年齢にドンキホーテも近づいてきて、リアリティをもって迫って来ます。
この“ドクターX FINAL”は、今週の映画興行収入ランキングでボクが2回観た、第1位になった“正体”を超えてくるのか、いや“モアナと伝説の海2”の公開劇場数がはるかに上回っているので、トップはモアナ2の一人勝ちになりそうです。
王様のブランチの週末のランキングがとっても気になるドンキホーテです。
映画館でこれだけ日常のように映画を観まくって、テレビも地上波からBSにサブスクまで片っ端から観るのが、ドンキホーテのパチンコで勝ててる要因のひとつなのかもしれません。
9日、NetflixとABEMAで配信の始まったか“わかっていても”は韓流ドラマのリメイクですが、ボクはこの日本版の横浜流星さんの“わかっていても”の方が上だと思っています。
“正体”の藤井道人監督がエグゼクティブプロデューサーとして名を連ねて、韓流ドラマの主人公、ソン・ガンさんに負けない主人公を作り上げました。
現在兵役中のソン・ガンさんも気になる横浜流星さんです。
とは言っても、ヒロインのハン・ソヒさんは“夫婦の世界”や“京城クリーチャー”で有名なドライヤーのCMの美女で、じつはドンキホーテはそっち目当てで観てるのです。
▼12月10日実戦収支
A店収支
-8000円
B店収支
-2000円
C店収支
-2000円
D店収支
-3000円
▼1日トータル収支
-15000円
▼2024年12月トータル収支
+7万3000円
▼2024年トータル収支(※12月10日現在)
+379万5300円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年12月10日
+1億114万4040円