EテレのSwichインタビューで、脚本家の坂元裕二さんとアニメ監督の新海誠さんの対談をやってて、興味深く拝見しました。
坂元さんの最近の作品の、いまもロードショー公開中の“ファーストキス 1ST KISS”にも、“片思い世界”にもファンタジー要素が急に入ってきて、大ヒットしています。
新海監督の大ファンと自負する坂元さんのまたひとつ、“東京ラブストーリー”や“花束みたいな恋をした”といった数々のヒットドラマと一線を画す“ファーストキス 1ST KISS”に、ちょっと新海ワールドの影響を感じます。
素晴らしい才能をお持ちの2人が創造の世界で融合していく現状が面白すぎます。
Swichインタビューはもう10年以上前にボクや鳥山明先生や桂正和先生を1980年代に担当していた編集の鳥嶋記者が出演して釘付けになって以来、欠かさず観続けています。
モノ作りってなんて底知れぬ可能性を持つ世界だなぁと改めて考えさせられた番組です。
アニメと言えば、配信もスタートした“ルックバック”は、藤本タツキ先生の漫画をアニメにした監督の押山清高さんのドキュメントをジャポニズムでやってて、世界に出ていく日本アニメのレベルを誇らしく思っちゃってる老漫画家です。
そのジャパニーズアニメの凄さを今日、秋葉原にパソコンを買いに行って、インバウンドの外国人観光客の方々が物珍しげに街角に立つメイドのコスプレをした女のコたちをパチ!パチ!と写メっています。
とんでもない人の数に、同じ東京でもこんな場所があるのかと、目を白黒させる71歳です。
どのビルで何のイベントなのか、長蛇の列があちこちに出来ていて、街全体がアニメのテーマパークに感じました。
電気街に用があって来たけれど、電気がオマケのようにゲーム用のモニターやイスやパソコンばかりで、店内も昔の電気釜や洗濯機の電気屋のイメージとは大違いです。
事務所のパソコンを一掃してリニューアルする予定の谷村プロです。
AKRacingのゲーム用のイスなどを買います。
昔漫画家と言えば、美大の近くの画材屋さんへスクリーントーンやカラーインクを買いに行って、何番のスクリーントーンが売り切れたのが、同じお店で買ってたかわぐちかいじ先生や六田登先生や高橋留美子先生とカチあった時代が懐かしい思い出です。
いまやスクリーントーンは膨大な在庫をかかえてしまっている谷村プロです。
浦沢直樹先生が“スクリーントーン復活キャンペーン”をTVでやっていて、時代と共に消えていくモノとして存続をアピールしていました。
70年代、ボクがアシスタントになった当時はスクリーントーンをいかに早く切って貼るか、上手く削れるか、カッターナイフ片手に深夜までシャシャシャとカッターを動かし続けて、“空手バカ一代”の原稿を仕上げていました。
9年間も影丸穣也先生のアシスタントをしていながら、今ではまったく関係のないパチンコ漫画家になってしまったドンキホーテです。
いしかわじゅんさんが雑誌の作家評論で“谷村さんは影丸氏のアシスタントだったのか!?”とビックリしていたのが印象に残っています。
秋葉原にも京楽のショールームにはちょこちょこ登場前の新台を打ちに行くくらいだったのですが、今では自宅のパーラードンキホーテで新台を打つようになりました。
パソコン一式を買いに秋葉原に行って、なつかしいレストラン“LION”に入って70年代新宿のLIONに行った頃を思い出して、“あれから50年かぁ”としみじみしてしまいました。
都会が生き物のように次々に姿を変えていく中、昔から変わらず生存するレストランに、ちょっとステーキの味も上乗せされたラッキートリガーを引いた気分でした。
いよいよ4月7日、どえらいラッキートリガーの幕が開きます。
▼4月5日実戦収支
A店収支
-7000円
B店収支
-4000円
C店収支
-1500円
D店収支
+6500円
▼1日トータル収支
-6000円
▼2025年4月トータル収支
+7000円
▼2025年トータル収支(※4月5日現在)
+86万5700円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年4月5日
+1億239万7740円