コラム

ブラック・ショーマンのマジックって?

きのう大勝ちしたので、今日は映画“ブラック・ショーマン”を観に行きました。

ついつい映画を観ちゃうのは、ある意味、趣味がパチンコだけじゃないドンキホーテならではの30年変わらぬ人生です。
多趣味で呆れられているボクの好奇心のひとつが大きく仕事とつながっています。

“パチンコだけが人生だ!”と大声で叫びたいところですが、パチンコが好きなばかりにズルズル初めの頃のように、1日13時間、いや開店前の行列や喫茶店のモーニングサービスを常連さんたちと台の予想とおしゃべりをしながら開店時間を待つ時間もあります。
ボクが事務所でコピーしたデータ表を見ながら予想して、打ちたい台を決める週末の楽しさは忘れられません。

徹夜明けだったりしてヘトヘトなのにパチンコがカンフル剤のようにドンキホーテを元気にしてくれたのです。

“推し活”がいまや当たり前になっている2025年、多くの方々がそれぞれの推し活で日々人生の支えになるように、マンガ家でパチンコ漫画を描いていない頃にパチンコと出会って、人生が180度どころか1周2周まわって変わってしまったドンキホーテです。

早朝の喫茶店では誰もパチンコで負けることなんかこれっぽっちも考えてなくて、みんな目を輝かせて“〇〇番台はきのう1000回転ハマったから今日は爆発するぞ!”とか、“あのカド台は土日だけ出るぞ!”と、オカルト全開の会話が飛び交います。

釘で打ってる人なんて一人もいない1994年に初代CR花満開でパチンコを覚えた素人パチンカー1年生たちの20代30代、いやもう40代で初めてパチンコを知った人たちでホールの人口は日増しに増えていったことをいまでも忘れません。

素人のパチンコファンがパチンコを支えているというボクのパチンコ漫画のポリシーは32年間、全く変わっていないのです。
パチンコは釘師やパチプロやヤクザの世界じゃないことを世間の人々に訴え続けてきたのです。

いまやパチプロの方も“何言ってんだ”と半笑いでドンキホーテのオカルト話とプラス1億円の快挙を受け止めてくれています。

素人がサラリーマン並みにパチンコで勝って、コツコツ30年かけて1億円勝てることを身をもって証明しているわけです。
信じない人は信じなくて結構です。

ホントに素人が勝てるパチンコ台が全国のホールに次々と出てきて、羽根モノと呼ばれる釘重視の台はホールの片隅に追いやられてはいますが、いまでも健在です。
海シリーズやエヴァシリーズのように、パチプロの方たちの食べれる台もホールのメインコーナーを飾っているのです。
時代と共に時間をかけないタイムパフォーマンスの高い“タイパのいい台”が現在の主流なだけです。
1時間足らずで10万円勝てちゃう時代なのです。
そして余った時間で他のことをたっぷり楽しめるようになってきました。

パチンコであっという間に何万円も勝って、大勝ちしたので映画館へ、負けそうなので映画館へエスケープして、ほとんどのロードショー作品を鑑賞しているわけです。

今日は福山雅治さん主演、有村架純さん共演の“ブラック・ショーマン”を観ました。
福山さんに当て描きをした東野圭吾さんの原作は、昔の赤川次郎さんのミステリー小説レベルで軽くテレビのドラマを観る感じでOKです。

“ガリレオ 容疑者Xの献身”があまりにも堤真一さんの名演技とアリバイ工作のレベルが高すぎてハードルを上げすぎちゃいました。

ブラック・ショーマンはCGを使ったかくし芸レベルと、上手く舌先三寸で相手を煙にまくマジシャンの謎解きは、“あと出しジャンケン”のズルい展開です。
福山さんのブラック・ショーマンのマジックは、KiLaさんのマジックや新子景視さんのマジックは超えられませんでした。
CGで何でも出来る時代の難点とも言えるのです。

今日のブラックマジックは、14万の大勝ちの翌日に大負けをしないマジックだったのでした。

▼9月17日実戦収支
A店収支
-3000円

▼1日トータル収支
-3000円

▼2025年9月トータル収支
+41万7000円

▼2025年トータル収支(※9月17日現在)
+286万300円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年9月17日
+1億439万2340円

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