コラム

女性F層が支えるパチンコとテレビ

今夏のドラマは、インパクトを与えるほどの話題作は少なかったのですが、キラリと光る作品もいくつかありました。

ゴールデンタイムの作品は元々視聴者がついている“F1層”と呼ばれる20~34歳までの女性視聴者の方たちが、商品やスポンサーへの反応が大きく、F2層35~49歳は昔のバブルの記憶を体に残していて、忙しい日々を送っていらっしゃいます。

1番お金も時間にも余裕のあるF3層の50歳以上の視聴者が、いまのテレビの視聴率を支えている世代で、通販のCMが一番集中する世代です。
台所の厳しいテレビ局はF3層向けの通販CMのオンパレードになってしまうのは、皆さんお気付きのことと思います。

パチンコホールの女性客のメインはボクと同じ1990年代後半から2000年代の海帝国でパチンコを覚えたF3層の方々がメインと言えます。
ドンキホーテをやさしく支えてくださっている世代といも言えます。

F1層のスロットファンの彼氏に付いていってパチンコを覚えた20代~35歳くらいの女性はSNSが身近で、ネットの反応に敏感な世代でパチンコマンガよりネット配信マンガの愛読者の中心と言えます。
マンガがドラマ化されれば観てくれる視聴層です。

なかなかパチンコファンとは結び付きづらそうですが、推しのイケメンライターさんや同世代の女性パチンコ&スロットライターさんを応援してくださる世代でもあります。

Re:ゼロから始める異世界生活やエヴァンゲリオン世代とも言えるスロットもバッチリで、彼氏より勝ってる方も多くて、ホールでは女性がリードしている姿をよく見かけます。

パチンコ&パチスロメーカーは、この世代に刺さるタイアップアニメがメインになっています。

お金を推し活に遣う世代としては、F2層もF3層も現在では自身の為に遣っていらっしゃるので、女性ファンを無視したメーカーやホールは淘汰されていく流れです。

パチンコ雑誌を支えてくださるF2F3層の女性たちのパチンコ愛はありがたいほどあたたかくて、ドンキホーテも32年間お世話になりっぱなしです。
いまどき珍しい顔出しNGの人間をこんなに長い間守ってくださっているのも感謝に耐えません。
本当にありがとうございます。

あとからネットで知った世代は、この世に存在しているかどうかすら不確かなドンキホーテの存在です。

いま、この“谷村ひとしの毎日コラム”と今月スタートしたドンキホーテマガジンnote“”なんて、全くアピールしてなくても読んでくださる方がいることに心から感謝です。

いまだにパチンコパチスロホールの敷居は高いと感じていらっしゃる方たちに、設備や接客は見違えるほどグレードアップしたこの30年です。
もうパンチパーマやふかしタバコの店員さんは絶滅しました。

ドンキホーテマガジンnoteで、“パチンコドンキホーテ”の第10話“サバイバル”に出てくる1990年代には、自分に甘く客に厳しい店員さんが実在したのです。
いまやスロット世代の若い店員さんが忙しく動き回っているホールばかりです。たまに指導係風の中年男性がウロつくと違和感を感じてしまう時代です。

F1F2F3層に支持されるホールが生き残るわけですが、ボクのホールチェックです。
1円ぱちんこコーナーでF3層の方々が楽しく遊んでいる光景がドンキホーテの注目ポイントなのです。

パチンコもテレビも時代の流れの中で徐々にテレビはこの先消えていくとはいえ、F3層の視聴者に支えられているわけで、テレビ朝日の“相棒枠”と呼ばれる時間帯と“ザワつく枠”はバカに出来ません。

F1層F2層はSNSと連動して電子コミックのドラマ化で深夜の30分ドラマの充実を図っています。
タテ型ドラマの時代も始まって、横長巨大テレビ派のドンキホーテは化石になってしまいそうです。

▼9月24日実戦収支
A店収支
-8000円

B店収支
-1500円

C店収支
-4500円

▼1日トータル収支
-14000円

▼2025年9月トータル収支
+36万9500円

▼2025年トータル収支(※9月24日現在)
+281万2800円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年9月24日
+1億434万4840円

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