

え?終わっちゃうの?と思った方、ご安心下さい。
ロードショーが始まったばかりの目黒蓮さんと浜辺美波さん主演の映画、“ほどなく、お別れです”映画解説者のLiLiCoさんが王様のブランチの映画紹介コーナーで、“映画が始まって7分で涙が止まらなかった”と目頭を押さえていた、あの“ほどなく、お別れです”です。
お葬式映画でインパクト抜群だったのは、故伊丹十三監督の1984年の映画“お葬式”があります。
葬儀の最中に喪主と愛人がSEXしちゃうシーンが強烈なイメージで残っている、ブラックユーモアの傑作です。
伊丹十三ブームが吹き荒れた1980年代の引き金になった作品です。
2008年、滝田洋二郎監督の“おくりびと”が本木雅弘さん主演でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したことが忘れられません。
ボクも72歳になって、両親や恩師の死と見送っていた立場の人間が、見送られる立場になろうかという年齢になりました。
お葬式、いや“ほどなく、お別れです”の言葉を噛みしめる年齢になりました。
映画館は9割目黒蓮さんのファンで埋まって、目黒さんのキャラグッズの“めめ人形”をポスターにかざして撮影されている、めめの可愛いぬいぐるみを一緒にパチッと撮らせていただきました。

鑑賞特典のフィルムもいいものです。

Snow Manの目黒蓮さんとSixTONESの松村北斗さんは強烈な個性を放たないことで、映画で様々な役をこなせる貴重な存在です。
松村北斗さんには“秒速5センチメートル”や、松たか子さんとの“ファーストキス 1ST KISS”で泣かされました。


目黒さんの演技をちょうどいい感じで浜辺さんと毒のない演技で2時間、劇場にピンと張りつめた空気を流しながら、6つのエピソードをしっかり見せてくれます。
むこうの世界がより身近なボクや他の高齢のご夫婦より、めめファンの若い女性たちのほうが涙していた劇場内です。
ネットの配信で上質なモノや刺激的なモノは世界中に届けられる時代になって、TVドラマも映画もグッと力が入っています。
“ひよっこ”や“最後から二番目の恋”の岡田惠和さんの脚本監修で、ちょっと甘めの本田隆朗さんのシナリオを上手く仕上げています。
本田さんのフジドラマ“明日はもっと、いい日になる”の甘さとやさしさがちょっと残りました。
上手く適材適所にちりばめられた役者さんもこの作品の強みです。
リアリティの部分は無名の役者さんの方が良いのでしょうが、クオリティの高さで今作品は良しとします。
音楽の亀田誠治さんの“糸”の音楽同様ピッタシで、三木孝浩監督のあの“ソラニン”や“アオハライド”のやさしいトーンはこの映画にピッタリでした。
時間のある方は一見の価値がある作品です。
こういう役者さんのギャラ以外お金のかかっていないドラマも十分に見応えがある作品になっているのも日本映画の強みです。
“ほどなく、お別れです”で棺のフタが閉じられる時が、その先の世界での出会いと考えると死の恐怖も和らぐものです。
死んでいった人の本当の気持ちを知ることが出来る浜辺美波さんの能力が欲しいと思うのはボクだけでしょうか?

▼2月7日実戦収支
A店収支
-3000円
▼1日トータル収支
-3000円
▼2026年2月トータル収支
+7000円
▼2026年トータル収支(※2月7日現在)
+23万4500円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2026年2月7日
+1億542万340円