コラム

オスイチは100回転以内で!

きのうもお話をちょっとしましたが、最近のパチンコ台はハマリ台が単発やショボ連当りで、前打ってた人がどのくらいガッカリしたか考えることで、お座り一発を狙える台が多いことにお気づきですか?
30年間のボクのオカルト大作戦の中でも一番30年間通用していると思われる、“やめちゃったふり作戦”や“月見草作戦”といったオーソドックスなオカルトがよく効力を発揮するのです。

ヘタにハマったらトイレに行ったり、ハンドルから手を離して別の人が打ち始めたフリをする“やめちゃったふり作戦”は、ズルズル打ち続けているライターさんや、YouTubeの演者さんたちも、よくこのやめちゃったふり作戦で収録中にウロチョロしたり、カメラが切り替わったり、“パチンコは全てタイミングだ”ということは当然みなさん十分承知でやっていることなのです。

昔、パチンコを覚えたての1994年、初代花満開を開店の朝10時から夜10時半(1994年当時のホールの一般的閉店時間です)までフルでパチンコを打っていたドンキホーテ夫婦です。
常連さんたちとペチャクチャおしゃべりしたり、食事休憩が勿体なくて近くのマックやコンビニおにぎりをほおばりながら打ち続けていた頃に産まれたオカルト打法が、“やめちゃったふり作戦”です。
一人芝居でハマリ台を捨てたフリをして改めて別人のフリをして打って大爆発ってことも珍しくなくて、一気に定着した“やめちゃったふり作戦”なのです。

あの頃は簡単にヤメずに打ち続けていた人たちも、令和5年、2023年には簡単に台を捨てちゃう時代です。
それ程、お客さんはお金と時間に余裕がありません。
30年前は世の中はバブル崩壊後とは言いながら、バブルの余韻が残っていて、財布にはまだまだ余裕のあった時代です。現在のような厳しい時代になるとは思ってもいないバブル後遺症がまだまだ露呈する前だったわけです。

粘ることを推すのはボーダー派だったり、しっかり高設定だとわかるスロットのプレイヤーだったりします。
パチンコも1ぱちでのんびり過ごすお年寄りはいらっしゃいますが、明らかに当時に比べて空き台が多いのは火を見るより明らかです。

稼働のいいホールは“もしかしてこの台が夕方から噴くかも”とか、“夜一気出しで一発逆転ホームランを打つかも”と、まるでWBCや日本シリーズの阪神VSオリックス戦のような逆転劇を夢見られるホールはいまでは希少な存在で、全国ホール別稼働ランキングで見られるレベルです。

お客さんを釘付けに成功しているパチンコ台はエヴァンゲリオン未来への咆哮とRe:ゼロから始める異世界生活くらいです。
海も、あの2000年代の海帝国と呼ばれた神通力も薄らいで、空き台も増え、あの手この手のスマパチも深海の底に沈んでしまいました。

やめちゃったふりではなく、やめた台が生き返る姿をより多く見せることで、少しでもお客さんを粘らせたいメーカーは瞬発力を上げ、博打台が増えた気がします。
その逆転ぶりが露骨なのが時短の短い北斗の拳暴凶星等で、元々ギャンブル性の高い台が好きな関西や九州で暴凶星が暴れています。

ここに来て、最近の新台の100回転以内の大当り履歴の多いことに皆さんはお気付きですよね。
元々77分の1のビッグドリーム3はもちろん、199分の1の頭文字DやGANTZ覚醒RUSH180や、ミドルの水戸黄門超極上も100回転以内の当りがズラっと続いています。
“ヤメさせたくないモード”がしっかり設定されてんじゃん、とツっ込むドンキホーテです。
少しでも出玉をツっ込ませたいホールの希望をしっかり汲んで、優等生の台が続々登場です。
10月にボクが40万円も勝てた義風堂々!!~兼続と慶次~3も、100回転以内のNチャンスフラッシュのせいで稼働がアップしてきました。

P.S. 今日も実戦なしです。

▼2023年11月トータル収支
+14万円

▼2023年トータル収支(※11月8日現在)
+469万4500円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年11月8日
+9669万2240円

-コラム
-