コラム

お座り一発チャンス発生中でカラオケ行こ!

今日はとある魔術の禁書目録2で11回大当りして113回転で空いてた台に座ったら、いきなり画面が“チャンス発生中”になって、右側の電チュー抽選が始まってビックリです。
小当りタイプでたまに出食わす、あのGANTZでよくある長時間かけた右の電チュー抽選が当っちゃうパターンに遭遇です。

いつまで経ってもチャンス発生中で、いつ当るのかひたすら待ち続けます。
GANTZでバカみたいに出たのはYouTubeのドンキ動画で公開中ですが、単発のパターンが圧倒的で、これもやっと大当り演出が始まって1500発終了です。
オスイチ先ローリングも無い、このオスイチはあまり嬉しくありません。

イケイケの台じゃないとヤル気の失せるドンキホーテ、今日は昨日のようにお座り一発デーが期待出来ない三連休最終日の月曜日です。

明日の火曜日、新台入替費用を吸わせるワナかと感じてヤメて映画館へ避難です。

おととい吉祥寺まで観に行った“梟-フクロウ-”よりはメジャーで、1ヶ月ロングラン中の“カラオケ行こ!”を観たかったのです。
上映回数が一度減って打ち切りかと思ったら、この三連休上映回数も増え、お客さんも“哀れなるものたち”よりはるかに多くなってて、ガーシー事件で潰されてはたまらない綾野剛さんの意地を感じる名演技が逆襲を始めた“カラオケ行こ!”です。パンフレット、売り切れです。

マンガはめちゃくちゃ有名で大ヒットしていますが、この映画のシナリオをあの野木亜紀子さんが書いてるのがそそります。
新垣結衣さんと星野源さん主演の“逃げるは恥だが役に立つ”や、綾野剛さんと星野源さん主演の“MIU404”と、ひと味違うヒット脚本家の野木さんです。

キャラクターも綾野剛さんのヤクザがピッタリのハマリ役で、中学生の合唱部員役の齋藤潤くんのコンビは、映画史に名前を刻むことになりそうです。

ヤクザにカラオケ指導する中学生の苦悩という一見ムチャな設定も、笑いながら涙する感動作に仕上がっています。
“野木亜紀子さんは裏切らない!”
ドラマや映画はシナリオが全てと言っていい世界です。ましてやマンガ原作のドラマはむつかしさもハンパじゃありませんが、2時間上手くまとまっていてドンキホーテは大満足です。

この映画を撮った山下敦弘監督とは、2018年、マンガ原作者の狩撫麻礼先生が亡くなられて、送る会が開かれ、会場で直接お話ししたことがあります。

山下敦弘監督は当時狩撫先生原作の“ハード・コア”を撮影し終わったばかりの頃で、会場でラッシュを観せて頂きました。
山田孝之さんと佐藤健さん主演の“ハード・コア”はいましろたかし先生のカルト漫画と言われるロボットとの平成地獄ブラザーズの映画家でした。

当時テレビ東京で山田孝之さんのドキュメンタリー“東京都北区赤羽”を撮った山下敦弘監督です。
山下監督と言えばあの名作、2005年地方の女子高生がバンドをやる映画“リンダリンダリンダ”が有名です。

学生の部活とヤクザの世界が描かれる“カラオケ行こ!”は、野木亜紀子さんのシナリオと山下敦弘監督の手でマンガのファンも納得の仕上がりになっています。
まだ間に合うので是非、映画館の音響でX-JAPANの“紅”を唄う中学生の合唱部の歌声に泣いて下さい。
カラオケ大会をやる組長の趣味に付き合う組員たちの歌声に爆笑して下さい。

“カラオケ行こ!”で、いきなりチャンス発生中単発当りのとある魔術の禁書目録2のことを忘れたドンキホーテでした。
とか言って“覚えてるやん!”とツっ込まないで下さい。

三連休のホールの活気に、確実にラッキートリガー登場に向けてホールの準備が着々と進んでいることを感じるのでした。

▼2月12日実戦収支
A店収支
-3000円

B店収支
-2500円

C店収支
+2500円

▼1日トータル収支
-3000円

▼2024年2月トータル収支
+16万6500円

▼2024年トータル収支(※2月12日現在)
+66万4000円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年2月12日
+9799万8740円

-コラム
-