コラム

陰陽師とアルティメット大会

何年ぶりかで、今日の運勢でおとめ座が1位で、“パチンコで勝てるかも”と密かに期待しているドンキホーテです。
来週の牙狼11と新必殺仕置人斬撃199の新台入替が、ゴールデンウィーク前のエサ蒔きで、1週間が食べ頃です。Re:ゼロの増台も目立ちます。

ずっと出続けているRe:ゼロですが、エヴァに負けずに増台していくために、客の飛んでるホールから買い漁っているところも多いようです。

4~5万発の出玉も珍しくない緋弾のアリアや、ひぐらしのなく頃に、バイオハザードに、とある魔術2に暴凶星と、派手な出玉が目立ちます。
人気台は座られて打てない金曜日とはいえ、月曜日の入替費用を吸われる土日は要注意なので、今日は映画館へエスケープです。

本日ロードショー公開の山崎賢人さん主演の“陰陽師0”を鑑賞です。
“キングダム”シリーズに“ゴールデンカムイ”、ゴールデンカムイはWOWOWで続きをTVで観られます。大ヒットシリーズの主役で、どれも傑作マンガの名作で、面白い!
すっかりTV局がドラマに呼べない忙しさの山崎賢人さんです。

この陰陽師も、若き日の安倍晴明を山崎さんが演じます。
ゴジラ-1.0の世界に誇るVFX白組の映画と言っていい山崎貴監督の奥様、佐藤嗣麻子監督の作品です。

大河ドラマの“光る君へ”の平安時代とは大違いの平安京のスケールの大きさと、美しい平安絵巻は、夢かうつつか幻かって世界で、暗示と催眠術の陰陽師の世界の権力争いと言える、怪しさ満点の世界に、奈緒さんと山崎さんではなく、染谷将太さんと奈緒さんのラブロマンスがメインで、恋に無縁の安倍晴明で肩透かしを喰らっちゃったドンキホーテです。若き日の安倍晴明でシリーズ化しそうです。
日本のVFXのレベルの高さを満喫できる映画なのです。

前作の陰陽師は一大ブームを巻き起こしました。原作者の夢枕獏先生とは、板垣恵介先生と一緒にロサンゼルスまでアルティメット大会を観に行ったのが1994年3月のことでした。

1994年3月11日に、ロサンゼルス空港からローカル空港のデンバーまで移動して、マンモス・イベント・センターという高校の体育館のようなホールで、8角形オクタゴンでの“何でもあり”バーリトゥードの格闘技大会のアルティメット第2回大会を観戦したのです。
夢枕先生は、“餓狼伝”の生みの親で、板垣先生とのコンビでマンガにもなっています。

当時、幻の最強柔術、グレイシー柔術にハマっていたボクたちは、デンバーの地で歴史的な目撃者になっていました。
ボクは当時、週刊漫画ゴラクでグレイシー柔術をモデルに“闘龍伝”という格闘技マンガを連載していました。

このロサンゼルス旅行からわずか20日後、運命のパチンコ台、CR花満開と出会ってパチンコ漫画家になってしまいます。
ホントに“しまいます”と言っていいほどの、運命の1994年3月31日の直前まで、格闘技漫画家だったわけです。

格闘技は板垣先生にまかせて、ボクはパチンコの世界の住人になったのでした。
タイソンもグレイシー柔術も日本で最初にマンガにしたドンキホーテです。

夢枕先生がグレイシー柔術の正体に興味を持たなければ、ロサンゼルス行きはありませんでした。
この辺のお話は、吉田豪さんの“レジェンド漫画家列伝”のインタビューでたっぷりお話ししています。

陰陽師から大きく話が逸れてしまいましたが、何故か少なからず人の縁って不思議だなぁと思うのと、何でも首を突っ込むドンキホーテの好奇心のハンパなさに呆れてしまう逸話なのです。

陰陽師0のパンフレットの夢枕先生のお言葉も面白く、空海で染谷さんが先生の小説の主人公をやってたのを思い出したのでした。

▼4月19日実戦収支
A店収支
-6000円

▼1日トータル収支
-6000円

▼2024年4月トータル収支
+27万8500円

▼2024年トータル収支(※4月19日現在)
+143万1500円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年4月19日
+9876万6240円

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