新台で入ったのが6月3日の月曜日で、4週目に入っても全く衰えない客付きに、まともに座れたのは片手で数えるくらい、それも大連チャンのあとだったり、単発つづきの台で、粘って打てるような状態じゃなくて苦労している魔法少女まどか☆マギカ3の人気ぶりです。
どうして倍の台数、せめて半シマ分買わなかったのか後悔しているホールばかりです。
広いホールでも満席なのはまどかマギカとRe:ゼロ2だけなんて、ある意味寂しいホールも少なくありません。
“絶対台数が足りてないでしょ!”とツっ込みたい程、人気と導入台数が合っていません。
メーカーもホールもじれったい程、お客さんの気持ちがわかっていない2024年のパチンコ業界です。
台のセールスの時点で市場調査をしているはずなのに、台そのもののスペック以外の細かい演出や、フル稼働時のデータ不足が判断を狂わせてしまうのか、打って開発、打って販売のメーカーのヒットのメーターは狂いっぱなしです。
しくじったモノを悔やんでもあとの祭りという大失態の数々をくり返してきたパチンコの世界です。
どうしてメーカーやホールの思惑とパチンコファンの反応にズレが生じてしまうのでしょうか。
大量導入でノリノリで新装を盛り上げたのに、その週末には空き台も出ちゃう台のなんと多いことか。ムリして出しまくって繋ぎ止めたのに、ちょっと釘を締めればガラガラになっちゃうリアルな現実をどうしたものかと昔から言われてきました。
世のヒットはネットの拡散や情報操作で民衆を操ることに必死ですが、ホンモノはヒット曲やヒットドラマにヒット映画にヒット商品と、仕掛け通りに上手く大ヒットするのは最初と違うことも多いのです。
パチンコファンにいま刺さるコンテンツも大切ですが、パチンコ台としての“当りの快感”に尽きるのがパチンコの魅力の原点です。
気持ちのいい当り方をいかに体に染み込ませるかをメーカーはさぐり続けて、100年経とうとしています。
チューリップの大発明に踊った1970年代、現金連チャン機の一撃性に狂った1990年代初頭、ここで裏じゃダメで表の世界で大連チャンを味わわせてくれたCR(カードリーダー)機の登場から、海の2000年代、そして2024年、ラッキートリガーがいよいよ本性を現してきます。
しかし入門編として入りづらい印象を与えた台は、ことごとく消え去っていきます。
いま最もラッキートリガーの存在をアピールしているのは、緋弾のアリア緋緋神降臨で、もっと手軽なRe:ゼロから始める異世界生活2がリードしているところへ、199分の1でまたアルティメット超RUSHでラッキートリガーの楽しさを覚えて欲しいというメーカーの親心と言うべき甘さが、現在日本中のパチンコファンをトリコにしています。
古いアニメ映画の長いリーチも、最新の台枠は若いパチンコファン&スロットファンのハートをわしづかみにしました。
今日もトータル1000回ハマリした台が13連チャンして空いています。
単発やスルーでお金を吸って、1万7千発吐き出しているグラフが全て物語っています。
派手にTWINハンドルの中央のライジングトリガーのパカパカ、ドキューンに、キレイなボタンの色がまどか☆マギカの少女マンガ的世界にマッチしていて、黒い仏壇と言われた台枠から脱皮しました。
この台枠からこの先、大ヒット台の登場の予感がします。
ポキューンとキュゥべえが赤くフラッシュする先バレの出現率もちょうどいい199分の1、ハズれるなとわかる赤保留の存在を上手く誤魔化す煽りの上手いことと言ったら、古い京楽の台を打ってきた方ならわかるはずです。
そしてPフラッシュ!しかも二刀流のTWINハンドルが超!超気持ちイイ~!
こりゃヒットするわ!
誰もがもう一度味わいたいまどか☆マギカの快感の正体です。
▼6月26日実戦収支
A店収支
+7000円
▼1日トータル収支
+7000円
▼2024年6月トータル収支
+22万5000円
▼2024年トータル収支(※6月26日現在)
+197万6500円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年6月26日
+9931万1240円