コラム

“海のはじまり”が始まったぞ!

月9が遂に“月9”と呼べるドラマを放送してくれました。
あの“Silent”の生方美久さんのシナリオで、目黒蓮さん主演、プロデューサーも村瀬健さんと文句なしの顔ぶれが月9にやっと昇進しました。

いつになったら月9ドラマはちゃんと月9として胸の張れるドラマになるのかと、フジテレビのピンチと共に昔の月9バブルの時代を知っている人間としては、イライラしっぱなしでした。
2022年の菅田将暉さんの“ミステリと言う勿れ”以外、最近は月9を楽しみにすることはありませんでした。
むしろカンテレ(関西テレビ)の月曜10時の長澤まさみさんの“エルピス-希望、あるいは災い-”なんて、月9より月10の方が中身の濃い鋭いドラマが制作されていて、すっかり月10の方が上っていうイメージでした。
前の期も“366日”より“アンメット”に釘付けでした。

月9に“海のはじまり”が遂にスタートするので、生でリアルタイムで観ないとダメだとホールから大急ぎで戻って、カミさんと月9ドラマ、“海のはじまり”に釘付けです。
どうしてこんなドラマをいままで誰も描かなかったのかと思う程、ドラマチックだけれど、この日本、いや世界の片隅に本当にあるかもしれない出来事を切り取って、心に刺さります。

1回目のインパクトがありきたりの記憶喪失や殺人事件じゃなくても、こんなに強烈なドラマがあるでしょうか。
この先しっかり最終回まで見届けます。

いやぁ生方美久さん、村瀬健プロデューサーさん、本当にありがとうと言いたいです。今期ナンバーワン確定です。
あとは宮藤官九郎さんシナリオの新宿野戦病院も楽しみにしています。
今期は力の入ったドラマも多く、4月からの不作の波を蹴散らしてくれそうでワクワクしています。

超ドラマウォッチャーのドンキホーテは、地上波だけでなくWOWOW、Netflixのドラマもチェックしています。
Netflixでいま“汚れなき子”の第4話まで観て、ゾクゾクしています。
家庭内暴力と言えば日本でも有名な北九州の洗脳事件を思い起こさせる、父親による支配が、森の中の交通事故で保護された母親らしき女性と幼い女のコの口から出てくる支配の実態に、毎回ゾッとさせられています。
全6話なので、今日完結まで観ます。ドイツ人作家の有名なベストセラーです。
“いまごろ?”とツっ込まないで下さい。他のドラマをずっと観ていて、やっと“汚れなき子”に辿り着きました。

WOWOWのドラマも、東野圭吾さんのベストセラー“ゲームの名は誘拐”も面白く、ドンデン返しが効いてましたね。
池井戸潤さんも銀行モノよりサスペンスのほうが面白かったりするのもいいですね。
“半沢直樹”と“はやぶさ消防団”のように対照的なドラマを過去作から知ることも、ドラマウォッチャーの楽しさです。

先日遊びに来た新婚の姪っ子夫婦も、ヘヴィなドラマウォッチャーで話が盛り上がりました。
坂元裕二さんの“初恋の悪魔”にハマった話や、“Silent”より“いちばんすきな花”の方が刺さった話など、感性がどこかでDNAがつながってるかのような姪っ子と波長が合ったのでした。
40歳の年の差を感じさせない鋭さでした。

今日の夜はNHKの“燕は戻ってこない”の最終回が楽しみです。
石橋静河さんの演技がリアルすぎます。ブラックジャックにも出演されていましたね。
東京ラブストーリーも鈴木保奈美さんの赤名リカより、石橋静河さんの赤名リカの方がリアルでボクは気に入っています。
2020年版の脚本が違っていますし、令和版の監督も良かったですね。

ドラマウォッチャーのドンキホーテがパチンコ並みにマメにチェックする日々は変わらないのです。

▼7月1日実戦収支
A店収支
+6000円

B店収支
-2000円

C店収支
-20000円

▼1日トータル収支
-16000円

▼2024年7月トータル収支
-1万6000円

▼2024年トータル収支(※7月1日現在)
+200万7500円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年7月1日
+9934万2240円

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