コラム

1億円へのプレッシャー!

淡々と生涯収支プラス1億円達成直前で、カメラに歴史的瞬間を撮影してもらう為に実戦を調整するという、かつてないプレッシャーを初めて経験しています。

オスイチ映像は、ホントに膨大な映像をパソコンとスマホに保存して、日々オールアドリブのカニ歩きで全国のホールで勝ってきた30年です。
大当りの瞬間をカメラに撮られたこともありましたが、ライターの方に台を譲ったり、旅行会社のパチンコ旅打ちツアーでツアー客の方々と仲良く打ったりした思い出も甦ってきました。
“いやあ、楽しかったなぁ”もちろん何故あの時あの台に座ったのかわからないバカ勝ちもあったり、全然当らない旅打ちもありました。

元々、早朝から並んでこの機種を打つと決めていたのは、30年前の初代CR花満開に夢中の1994年の早朝の並びや、1997年のSAP日野に徹夜で並んだ半年間くらいで、何を打つかはマンガを描くせいもあって、人気のある無しに関わらず、新台は片っ端から打つようになっていきました。

いつもホールに着くまで何を打つか決めていないことは、このコラムでも以前書いていたパチンコランドのコラムでもお話ししたとおりです。
しかし、さすがにプラス1億円にあと3万円ちょっととなって、どの機種で勝てばいいか考えるようになりました。

新台花の慶次傾奇一転でプラス1億円が一番カッコいいかなとか、初めて意識してしまっています。
熱狂のパリオリンピック2024で選手が金メダルを獲って貰える報奨金1億1800万円の香港が世界1位なんて耳にすると、“1億円ってデカいんだ”とビビッてしまいます。

別に目の前に1億円の札束があるわけじゃなく、30年間パチンコを打って1日に数千円から数万円勝ち続けてきた金額です。
“三百六十五歩のマーチ”の歌詞じゃありませんが、“三歩進んで二歩下がる”をくり返して、勝ったり負けたりを皆さんと同じようにくり返してきた結果です。

“小さく負けて大きく勝つ”をモットーに、いかに小さく負けるかに全神経を集中し、大きく勝つのはパチンコ台の性能のおかげなので機械まかせですが、大負けは自分の責任です。
“パチンコが自己責任”と言われるのはソコです。
負けようと思えばYouTuberの方たちのように湯水のように大金をツっ込めばいいんで、誰でも出来ます。
“いかに面白く負けを見せるか?”に全てを費やして、お金は配信で何倍も入ってくるので全く危機感がなく、単なるお笑いネタのひとつとして楽しんでいます。

となるとプラス1億円の勝ちをやろうかって人間は、いまのところボク一人です。
単なる通過点に過ぎないけれど、巨大なプレッシャーが襲ってきました。

今日も1店目でとなりのおじさんも思わず声を上げるポロイチ471回転、ポロリ1回転で北斗の拳暴凶星で、レインボー激闘保留が出て拳王RUSHに入ってスルーしたり、花の慶次裂一刀両断の220回転の台でポロリ1回転、221回転で修羅チャレンジで天下御免になって単発と、ドラマチックなショボ勝ちです。

プラス1億円にはほど遠い実戦です。
他のホールで花の慶次傾奇一転でまた220回転、なんと廻天激ガチャ保留で金の玉から100%にカスタマイズしたキセルのパネル出現です。

これが戦モードの転落モードと、嫌なパターンです。3連で終わってしまいます。

常連のおじさんが“いま来たばっかりだろ”とビックリして話しかけてきます。

日本中にボクのお座り一発目撃者の方が何百人、いや何千人といらっしゃるかと思ったら、気持ちが楽になりました。
全国を旅して30年間、5千店舗のホールに足を踏み入れて、3千店舗でカニ歩き、オスイチをくり返してきました。
どこで、何でプラス1億円を達成するか、ハラハラドキドキの2024年7月末になってきました。

8月の北斗の拳10で達成するのか?
予想できないドンキホーテのアドリブカニ歩きです。

▼7月30日実戦収支
A店収支
+3500円

B店収支
-2000円

C店収支
-7500円

D店収支
+10000円

E店収支
-2000円

▼1日トータル収支
+2000円

▼2024年7月トータル収支
+61万2500円

▼2024年トータル収支(※7月30日現在)
+263万6000円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年7月30日
+9997万740円

-コラム
-