コラム

ホタテくん北海道から襲来!

今日、北海道に仕事で行ってたオリ法のホタテくんが大阪に戻る途中で、わざわざボクの71歳の誕生日のお祝いに東京に立ち寄って遊びに来てくれました。

北海道の釧路の阿寒湖アイヌコタンや、釧路市立博物館を仕事の合い間に回って、熊の爪のキーホルダーや鹿の角の工芸品などと一緒に、誕生日プレゼントに木彫りのマグカップを買ってきてくれました。
めちゃくちゃ気に入って、何杯もコーヒーやお茶を飲みまくって仕事をしています。

この日東京立川で誌面実戦をしていた運留編集長と、人気ライターのQ太くんも合流して、ボクの誕生日会というより、“ラオウ昇天会”、運留編集長のe北斗の拳10でラオウを昇天させちゃったお祝いのほうがデッカイパチンコ必勝本プラスオリ法パワー炸裂です。

運留編集長には部屋履きのオシャレなスリッパと、Q太くんには可愛いお花をプレゼントしてもらいました。
幸せな71歳です。パチンコエンジェルスのペリ子ちゃんからは、うちの飼い猫そらくんとうみちゃんにプレゼントが届きました。

パチンコ仲間で一度同窓会をやろうって話になってます。

30年間、ボクドンキホーテ谷村ひとしを見守って下さった多くのファンの皆さんや編集者の方々、パチンコ業界の方々や、いまはパチンコの世界を離れてしまっている方たちにお礼を言いたいドンキホーテです。
本当にプラス1億円は皆さんのおかげです。

“ラオウ昇天会”も盛り上がって今日は実戦なしで、映画“こんにちは、母さん”を観ます。
吉永小百合さんと大泉洋さんと永野芽郁ちゃんの主演した“男はつらいよ”の山田洋次監督の作品がWOWOWで放送されました。
“寅さん”こと渥美清さんが亡くなられてもう30年も経つんですね。

NHKスペシャルトーク番組“渥美清に会いたい”で山田洋次さんと黒柳徹子さんの対談をホタテくんと観て、涙したばかりです。
釧路の食堂でザリガニを食べたホタテくんが食堂の女の子にひと目惚れしたのは、“令和の寅さん”ことホタテくんです。

あっ、話が逸れましたが“こんにちは、母さん”は劇作家の永井愛さんの戯曲“こんにちは、母さん”の映画化で、ちょっと小津安二郎さん風の風景カットを多用して、墨田川沿いの下町人情話でホッコリします。

山田監督は“寅さんの幻を追い続けているんだなぁ”と感じさせて、ちょっぴり寂しくもあったドンキホーテです。

北九州の三本立て映画館を、演劇部のボクをパチンコの世界へ誘うことになるタカヨシと回って、寅さんを何回も観た日がなつかしい!
ビデオはもちろん、サブスクもなかった昭和40年代のドンキホーテの青春時代の思い出で、お正月とお盆は必ず“男はつらいよ”を観ていました。
上京して漫画家のアシスタント時代もお金が無くて、三本立てになるのを待つじれったさです。

あの頃、日本中の人がお正月とお盆には“男はつらいよ”を観ていた光景を、山田洋次監督も追い続けているはずです。
今でも寅さんは心の中に生き続けています。コンプライアンスだのネットだのスマホなど、寅さんが知ったら腰を抜かしそうな現代じゃ、さぞ生きづらかったことでしょう。

映画“こんにちは、母さん”にはそんな皮肉もまじえていて、臭い演技と言われたら終わっちゃいますが、大泉洋さんに寅さんを託した山田監督と、“不適切にもほどがある”の脚本家宮藤官九郎さんの演じる大泉洋さんの同僚の存在もリアルです。

昔のようにお正月やお盆にお客さんは映画館に行かないけれど、いまでも巨大スクリーンで映画を楽しむ人間はここに居ます。

P.S. “しょせん他人事ですから”も最終回、霜降り明星の粗品さんも出演して、ネット犯罪に鋭いメスをコミカルに入れていく中島健人弁護士の活躍は痛快でしたね。
“錦糸町パラダイス”はヴィム・ヴェンダースの“ベルリン・天使の詩”の天使のように、人間たちを300年間眺めていた“駄菓子屋のまっさん”こと星田英利さん、ほっしゃんが最高です。
岡田将生さんの正体もわかって、まさに“まっさん”は錦糸町天使の詩でした。

P.S.のP.S. 今日は実戦なしです。

▼2024年9月トータル収支
+13万2500円

▼2024年トータル収支(※9月13日現在)
+282万7800円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年9月13日
+1億17万6540円

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