コラム

Netflixの営業マン ドンキホーテ

いまNHKの“あさイチ”でNetflixの“極悪女王”の主演、ゆりやんレトリィバァさんがプレミアムトークのゲストで出演されていて、めちゃくちゃ朝から興奮しています。

配信の日にカミさんと全5話一気見して、このコラムでも書いたように、1980年代の再現度の高さに、地上波のテレビとはひとケタもふたケタも制作費が高いNetflixの財力の大きさで、全日本女子プロレスのビルを駐車場になってしまった跡地に再び建てちゃう、同じ場所に同じビルが甦ることの凄さに代表される、細かいところまで80年代になっちゃってる“極悪女王”の再現度です。

時間とお金をかけて、ていねいに作られて、しかも世の中では今日も配信1位を続けている現実が答えを見せてくれています。
今日も朝までNetflixの新配信の作品や映画を観ていたドンキホーテです。

カミさんの友人が遂にNetflixに入って、番組が多すぎてどれから観ていいか逆に質問してきます。
もちろん“地面師たち”を一番最初に観させて、ご夫婦でハマって、1980年代を完全再現した“極悪女王”を今頃ご覧になっていることと思います。

Netflixはオリジナル作品が群を抜いていて、いまのように世界190ヶ国で配信するきっかけを作った名作配信ドラマ、“ハウス・オブ・カード”が“セブン”や“ファイトクラブ”のデヴィッドフィンチャー監督の作品で、映画館ではなくテレビで観られるという付加価値に惹かれて、アメリカ大統領が新聞記者をこっそり殺すというスキャンダラスなミステリードラマに毎回、全シーズンハマりまくったのが2013年のことです。

大統領役のケヴィン・スぺイシーの本当のスキャンダルが途中で起きて、どうなるかと思ったら、ファーストレディ役のロビン・ライトさんの美しくクレバーな女性大統領の誕生と、一段と面白くなって、しかもホワイトハウスの内側のドロドロしたリアルな実態もこの“ハウス・オブ・カード”の魅力です。

時間のある方は、“ハウス・オブ・カード”をご覧になって下さい。まずNetflixの配信から一気に90ヶ国になったのが今でも強烈に残っていて、現在195ヶ国と、テレビのある国には全てと言っていいレベルの配信の発展です。
収益の大きさにライバルの配信会社も切磋琢磨して、いまや配信がドラマやバラエティの世界をリードしています。

お金のない地上波は、よりスポンサーの顔色を窺うように、どんどんつまらなくなっていく現実があります。
TV局も配信で儲けようと、いまやドラマ乱作時代に突入です。
Netflixにも地上波のドラマがどんどん売り込まれていて、いつでも過去のテレビドラマが配信されています。

2018年、当時なぜか見逃していた有村架純さんと岡田建史さん(現水上恒司さん)のドラマ“中学聖日記”をNetflixで観て、改めてキュンと涙しているドンキホーテ夫婦です。

現在放送中の地上波のドラマもNetflixで配信されたり、“さっちゃん、僕は”みたいに次の会を先行配信されたり、“サバエとヤッたら終わる”は地上波より観てしまいます。
もちろんTBSテレビの“不適切にもほどがある”のヒットで、日曜劇場の作品も観られます。

日テレのドラマが弱いので、Huluが苦戦しています。
HuluはNiziUがオーディションをやっている時は盛り上がりましたね。

日テレ以外はNetflixで地上波のドラマをフォローしているのも歓迎しています。
“海のはじまり”や“新宿野戦病院”もやってるのに、“極悪女王”の完全実名再現ドラマでフジテレビは女子プロレスの歴史を黒歴史と思っているのか、“トヨテレビ”なんて仮名にして欲しくなかったのは、いちファンとして思うところです。
だって実況の志生野温夫さんを完璧に再現している“極悪女王”が、トヨテレビって!
唯一引っかかっている部分です。
当時のテレビ関係者の方への配慮と理解しています。

“Netflixの営業マンか”とツっ込まれても文句は言わないドンキホーテです。

P.S. きのう大勝ちしたので今日は実戦なしです。

▼2024年10月トータル収支
+5万6000円

▼2024年トータル収支(※10月3日現在)
+313万1300円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年10月3日
+1億48万40円

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