コラム

Mナイトシャマランの親バカ映画

選挙の投票には欠かさず51年間行ってから、あの“シックスセンス”の幽霊の見える少年とブルースウィルスの大どんでん返しミステリーで世界中に衝撃を与えた、あのMナイトシャマラン監督の最新作、“トラップ”を観てきました。

きのう宇宙戦艦ヤマト2202超波動で勝ったので、今日はホールでオスイチ花の慶次傾奇一転で傾奇チャージで諦めて映画です。
他の台は満席で、エヴァもルパンもヤマトも乃木坂も大海もいっぱいの日曜日のホールで、空いているのは花の慶次くらいです。
北斗も10から暴凶星から強敵も、果てはザコが主役のジャギまで満席です。

日曜日の夕方5時すぎでは夜の伸びは期待出来ません。パチンコは今日はおあずけです。
各機種、囮の爆発台も出揃って、夜はお金を吸うだけと判断して映画館へエスケイプです。

11月の新作までひと通りの話題作は観ちゃったので、今週の新作“トラップ”を観ます。
シックスセンス効果で根強いMナイトシャマラン監督作品だったら、ボクのように観ちゃう映画ファンも多くて、そこそこお客さんも入っています。

今回のMナイトシャマラン監督は調子がいいのか悪いのか、出来の良し悪しの荒さが目立つシャマラン監督です。
ヒットの上下乱気流が酷くて、私財を投げ打ってでも次回作へと情熱を傾けるMナイトシャマラン監督が、一番のシックスセンス後遺症に苦しめられています。
中には子供でも思いつくようなドンデン返しもあって、苦笑した作品もあります。

前作の“ノック終末の訪問者”は聖書に縁の薄い日本ではコケちゃいました。
ハリポタのルパート・グリントも出てました。世界を救う円卓の騎士の話はどっちらけでした。
お客さんも数える程でした。

今作は、娘さんのサレカ・シャマラン演じるスーパースターのレディ・レイヴンのコンサート会場に紛れ込んだ連続殺人鬼、ブッチャーを3万人の観客の中から絞り込むという途方もない設定です。

全編、我が実の娘、サレカ・シャマランのプロモーション映画じゃないのかっていう親バカぶりです。
ミステリーは荒くて、ネタバレ禁止なので多くは言いませんが、すぐわかっちゃいました。
“シックスセンス”はもう作れないくらい世界中で、あの後亜流のサスペンスホラーが山ほど登場しました。

実は幽霊だったオチは見飽きたので、変化球で今回は連続殺人鬼のサイコパス映画です。
観ても損はなくて楽しめますが、娘さんのサレカ・シャマランが目立つ親バカぶりに、有名なお父さんでもこうなちゃうんだと照れ臭いドンキホーテでした。

気になる方は映画館へ行ってご覧下さい。
“ヴィレッジ”や“オールド”などの迷走はありません。
TVシリーズの“ウェイワード・パインズ 出口のない街”は面白かった連続ドラマです。

Mナイトシャマランは、1999年の“シックスセンス”の呪縛を一生背負っていくんだなぁと、一発屋と呼ばれる栄誉と屈辱に抗い続けていくのでしょう。

P.S. 昼間、大谷選手の盗塁と衆議院議員選挙といろいろあって慌ただしい日曜日ですが、“海に眠るダイヤモンド”がいきなりお休みでガッカリしたドンキホーテです。
大河ドラマの“光る君へ”は午後7時10分からと、NHKは時間を早めて放送しました。

いまNHKの土曜の夜の“3000万”が安達祐実さんと青木崇高さん夫婦が巻き込まれるスリルとサスペンスが一番の緊迫感です。
森田想(こころ)さんは“壁になりたいオタクのあたし。”のイケメン社員を推すOL役がめちゃくちゃ面白かったですね。

新しい役者さんも次々に出て来て、日曜日はWOWOWの“ゴールデンカムイ”で決まりです。もう映画です!
ドラマが面白過ぎる2024年です。

▼10月27日実戦収支
A店収支
-3000円

▼1日トータル収支
-3000円

▼2024年10月トータル収支
+26万1500円

▼2024年トータル収支(※10月27日現在)
+341万6800円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年10月27日
+1億76万5540円

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