“若いコたちが増えたねェ”と運留編集長とよく話してたら、レジャー白書のパチンコ人口が大きく200万人増加して、パチンコパチスロ参加人口が2024年は842万人に回復というニュースが届きました。
660万人と過去最低人口になってたところへ、一気に842万人に増加して、ラッキートリガー効果というか、スマートスロット効果で若いスロッター人口が増加したのが一番の要因と言えそうです。
スロットは文句なくヴァルヴレイヴから始まった昨年のスマスロ革命が“100万遣って110万勝つ”みたいなギャンブル性が伝わって、財力ありきのギャンブルと認識され、面白い新台が続々登場しています。
おそらく1ヶ月の収支をキチンとつけてるスロットファンの財布の膨らみ具合はハンパない上に、ペラペラの財布も珍しくないことも容易に想像出来ます。
これを厳しいと取るか、楽しそうと取るかがギャンブラー魂の差です。
スマスロ専門店のOPENも目立つパチンコパチスロ業界で、ホールも“スロットで何とかなるから”とパチンコはおざなりのホールも多かったこの1年です。
スロットコーナーに一歩も入ったことのないパチンコファンも珍しくないので、ピンと来ていない方も読者の中には多いはずです。
そんな方も、ホールで20代の学生カップルや、若いOLさんの姿をチラホラ見かけて“おや?”と思ったり、普段見かけないファッションの若者に目が釘付けになったりしていませんか。
こりゃイイモン見た!とセクハラ気分のおじさんをよく見かけます。
パチンココーナーの若年齢化は、Re:ゼロから始める異世界生活の先バレブームがキッカケと言ってもいいでしょう。
見慣れない若者が朝からずっと打ち続けてもう3年が経とうとしています。その間に各パチンコメーカーは若者をターゲットにした新台を次々に出して、藤商事のとあるシリーズやSANKYOの炎炎ノ消防隊やかぐや様は告らせたいに、スマパチとP機でからくりサーカスのラッキートリガーで勝負です。
ニューギンは慶次のしくじりを“シュタインズゲートゼロ”でRe:ゼロを追います。
SanseiR&Dは牙狼の老化を“転生したらスライムだった件”でフォローしようとしています。
京楽も老化した仕置人に代わって魔法少女まどか☆マギカとアズールレーンの白いベルーガ枠で若年層の囲い込みに成功して、S.A.O、ソードアートオンラインに仮面ライダー電王とスマパチ路線も若返り、老ライダーには引退してもらっちゃいました。
ゲーム世代も白いベルーガ枠でにゃんこ大戦争のズバ抜けた出玉性能で一気に囲い込みです。
ルール改正がやっと表舞台に登場し始めました。
中身が400分の1や500分の1と言っても、当ててしまえばこっちのモノです。
200万人増加はネット投票で荒稼ぎしている競輪競馬競艇の公営ギャンブルに大きく水をあけられたパチンコですが、スマホゲームで課金されるくらいならパチンコで遣って欲しいと切に願うホールの気持ちを察してか、パチンコ&パチスロへの課金をうながすように面白いゲーム性を考えています。
ルール改正なんて打ってみなきゃ一般のパチンコファンにはわかりません。勝って、後からそういうことだったのかぁと知って、ヤミツキになるモノです。
増加したパチンコパチスロ人口も次世代が増えただけで、老兵は死なずと1円パチンココーナーでしぶとく生存しています。
おこづかいの少ないサラリーマンや学生さんも、1円パチンココーナーがにぎわっている人口増加の一因です。
2000年のパチンコ人口3千万人30兆円産業は遠い日の幻ですが、660万人から842万人に増えて、1千万人前後になるのは時間の問題で、ホールへ足を踏み込む下地は若年層に広がりつつあるレジャー白書の数字なのです。
P.S. ヤマトの原稿を描いて今日は実戦なしです。
▼2024年11月トータル収支
±0円
▼2024年トータル収支(※11月1日現在)
+348万6300円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年11月1日
+1億83万5040円