コラム

“はたらく細胞”は“翔んで埼玉”だぁ!!

きのう呆気なく大勝ちしたので、今日は打ちたい台は週末で埋まってしまっているので、早々に映画館へエスケープです。

2時間もホールにいると今では賞球1個のせいもあって2~3万円どころか4万円吸われる時代です。
お座り一発で当てなきゃお金がいくらあっても足りません。出たからといって昔みたいにずっと打ち続けたら呑まれるのもあっという間のパチンコです。

パチンコ台の中の玉の循環は、サラサラ血液のようにハイスピードで流れをくり返して、大きな動脈硬化でも起こして大量に吐血でもしてくれると9万5千発のコンプリート機能を発病して、台は打ち止め停止で電源が切られてしまいます。
コンプリート表示だけのただの箱のオモチャになってしまうのです。
高い治療費、36~40万円をお客さんに支払って、翌朝まで完治しません。

昔は玉が詰まると台を叩いたり揺さぶったりする、軽い動脈硬化は日常茶飯事でしたが、現在ではそんなことも20数発の玉が中で循環するだけで、玉が失くなったり詰まる心配もないスマートパチンコの時代です。

古い部材が片付いたら日本中のパチンコ台がスマートパチンコに変わるのです。
人工心臓みたいなモノですが、重いドル箱で腰を痛める店員さんもいなくなり、バッシャーンとドル箱をひっくり返して、磁石のついた棒で玉をカキ集めて、こぼす前より玉が増えるなんてアナログなパチンコあるあるも消えました。

ドル箱で出玉を見せられないホールは、段ボールのドル箱で別積みをレイアウトして、お店の入口でアピールするという逆に超アナログな2024年になりました。
これから出玉表示をドル箱ランプだけでなく、多くのお客さんにアピールできるようにディスプレイの革命もウワサされています。
本場カジノのように、巨大電飾ランプのドル箱がパチンコホールにつく日も近いと予言します。

きょう観た映画は、佐藤健さんの白血球と永野芽郁さんの赤血球が主役の“はたらく細胞”です。
この映画、翔んで埼玉の監督と脚本で面白く出来ていますが、原作マンガの人気が凄くて、映画館のグッズ売場は長蛇の列で、なかなかウーロン茶一杯買うのも大変な人だかりで、親子連れが2~3万円分キャラクターグッズを買ってる姿にドンキホーテはビックリです。

劇場スクリーンの多い“モアナと伝説の海2”の興行収入ランキング1位は当分動きそうもありませんが、“はたらく細胞”のメジャーなヒットはベスト3に入りそうです。室井さんと横浜流星さんの暗さで、ランキングダウンしちゃうでしょう。
“はたらく細胞”の脚本の徳永友一さんは、テレビの“ルパンの娘”で深田恭子さんを一躍スターにして、“翔んで埼玉”のバカ騒ぎでヒットさせてくれました。
“かぐや様は告らせたい”の映画も徳永さんでしたね。

この“はたらく細胞”は、“小中学生の保険授業用の教材か!”ってツっ込みたくなるほど勉強になります。
山本耕史さん扮するキラー細胞や、サンクチュアリの一ノ瀬ワタルさんの肛門括約筋など、キャスティングも見事です。

メインは、“不適切にもほどがある”の親父役でCMが一気に増えた阿部サダヲさんと芦田愛菜さんの、親子の体の中の細胞たちのお話で、上手くまとめています。
体内は“翔んで埼玉”のメリケン粉工場というより、ジョニー・デップの“チャーリーとチョコレート工場”のティムバートンのウンパルンパたちがいたイメージが全体に活かされていて、エキストラも合成もロケも大変な人体絵巻です。

冬休みにお子さんを連れて行ってちょうどいいかなってレベルで、別に涙や感動はありません。
出演者が“翔んで埼玉”とほぼ同じなのと、今後の日本の芸能界を背負って立つ名子役たち総出演の血小板に注目です。

▼12月14日実戦収支
A店収支
-5000円

B店収支
-7000円

▼1日トータル収支
-12000円

▼2024年12月トータル収支
+16万3000円

▼2024年トータル収支(※12月14日現在)
+388万5300円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年12月14日
+1億123万4040円

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