ついに最終回を迎えたTBS日曜劇場の“海に眠るダイヤモンド”の衝撃のラストに、野木亜紀子さんの脚本を信じて、ずっと各ドラマを観てきててつくづく良かったと感動しています。ありがとう野木亜紀子さん!
いいシナリオの存在と、それを表現出来る演出家の力が全て上手くいって、そこへ豊潤な資金源も大切です。
インディーズ1館上映の“侍タイムスリッパー”の全国拡大ロードショーも、“いい台本”の存在ありきだったのです。
低予算でもほころびのない時代劇映画を制作出来たのは、奇跡と台本の力以外のなにものでもありません。
素晴らしい台本が京都太秦時代劇撮影所を動かし、観客の心を動かした良い例です。
まだご覧になっていない方は、昔の“男はつらいよ”で渥美清さんにお腹をかかえて大笑いしたり、笑い泣きをした日々を蘇らせてくれる“侍タイムスリッパー”をご覧下さい。
2024年の映画の中でも300万円以内の制作費で作られた傑作名画です。
TBSの“海に眠るダイヤモンド”はNetflixで公開配信が決まったことで、豊潤な制作費も約束されて、数々の過去のヒットドラマの配信も順調で、あの軍艦島の過去をテレビサイズを超えて完全再現出来たことも大きなヒット要素です。
ラブサスペンスと位置付けるには安易すぎるストーリーの巧みさに釘付けの日曜夜9時でした。
いまやビデオリサーチのテレビ視聴率はすでに問題外の2024年、来年も更にネット主導の視聴率の時代になる中、旧態依然として今週何%とドキドキしてるのは、古いテレビ局と古いスポンサーの方々です。
CMが邪魔だからリモコンでスキップする時代です。
うちのカミさんなんて、最近のTVCMをほとんど観ずにリモコン片手にテレビを観ているので、若い俳優さんやタレントさんをまったくと言っていい程知りません。
プロフィールをストップモーションにして解説しているのは、この71歳のテレビっ子、ドンキホーテ谷村ひとしです。
出てるCMからドラマの配役、何をやった人なのかは全てボクの解説つきです。
特にヒロインたちも区別がつきづらく、若いアイドルの女のコは全員フルーツジッパーの一員レベルの認識ですが、TikTokも観ないので、フルーツジッパーもあのちゃんの電電電波で知ったくらいです。
あのちゃんは昔からそばでドンキホーテがワイワイ騒いでいたので、今は受け入れてくれます。
ドラマや映画を素人レベルでも異常に観てしまっているドンキホーテのせいで、いまやドラマはしっかり観てくれます。
劇場映画もオススメを見つけると、ボクは2度目でも3度目でも映画館に連れていきます。
サブスクのドラマ&映画&バラエティも充実していて、若い方はスマホ片手に観ている2024年です。
益々その傾向は2025年以降もエスカレートしていくことでしょう。
お茶の間のテレビを囲んで家族全員が父親のチャンネル権を駆使して、同じテレビ番組を観ていた昭和の茶の間は、サザエさんの中だけで生存しているくらいです。
若いコといると何を話せばいいのか、モジモジしているおじさんたちのなんて多いことか!!
いま若いサラリーマンやおじさんでもNetflixのオリジナルドラマ“地面師たち”と“極悪女王”でつながりやすい時代になってきました。
CMが入らず、勝手に次のエピソードへと次々続くシステムは、どんどんCMの溢れる地上波のテレビから視聴者を手離していくことでしょう。
いまやネットのCM全盛期で、巧みにCMをAIが判断して入れていく時代です。
ボクのこの“谷村ひとしの毎日コラム”のCMも、ボク自身の話の内容次第でコロコロ変わるのも楽しみなのです。
最終回を迎えた“海に眠るダイヤモンド”を観て、他のドラマのお話をもっともっとしたくなったドンキホーテなのです。
P.S. 今日も実戦なしです。
▼2024年12月トータル収支
+42万3000円
▼2024年トータル収支(※12月22日現在)
+414万5300円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年12月22日
+1億149万4040円