お正月三が日のホールは思った以上のお客さんで、これならイケるとホールも見越してか、4万発台のオンパレードです。
1万発2万発の台の中から4万発5万発と出る台を探るお客さんでしっかりお正月営業が成立している2025年のお正月です。
どの機種もトップ台は4万発ですが、他は伸び悩んでお金を吸っています。
伸びないとわかっているのはせいぜい1万5千発レベルで、1万発がやっとの海シリーズくらいです。
同じレベルで遊びやすさを前面にアピールした“転生したらスライムだった件”や、大人しい台からお客さんが離れていっています。
とあるシリーズもすっかり過去のパチンコ台になったようにひっそりしちゃっています。
お正月のお年玉のように爆発しているのは、からくりサーカス2と北斗の拳10と若いスロットファンを中心にビッシリです。
中でもS.A.O閃光の軌跡199分の1がズバ抜けた客付きと出玉で、ホールのメインコーナーを独占中です。大量導入しなかったホールの店長の歯ぎしりが聞こえてくるようです。
Re:ゼロから始める異世界生活の初代が出た頃を思い出す人気です。
ちょうど現在のパチンコとリズムが合った印象です。
これから派手な一発台のような新しいラッキートリガー台登場までのベストなタイミングです。
お客さんが求めるものは“一攫千金”が正直な気持ちです。
ちょうどWOWOWでクリストファー・ノーラン監督の“プレステージ”をやっています。手品師の悲劇を描いた傑作です。
“メメント”で記憶の消える恐怖の日常を、妻殺しの真相を探るミステリーで2000年に衝撃を与えたクリストファー・ノーラン監督です。
いまでは原子爆弾を作ったオッペンハイマーの孤独と悲劇を描いてアカデミー賞を獲得しました。
“プレステージ”は、手品のタネあかしとテスラの電気実験を絡めながら新しいトリックの世界をハト消しや水中脱出など、王道のマジックを見せながらお客さんがより過激なマジックを見たがるリアルな世界で、イリュージョンの正体に迫る19世紀のロンドンを舞台にしたミステリーです。
パチンコも同じです。パチンコファンの欲求は限りなく、昔1万発の出玉で失神しただとか、心臓発作を起こした人が出た1980年代から考えれば、パチンコはいまや1~2万発なんて生ぬるい、3~4万発でも物足りない、9万5千発のコンプリート台を見たくてウズウズしているのですから、マジックのトリックや技術の発達よりエグいモノが2025年のホールに登場します。
ちょっと麻痺していくパチンカーの気持ちに、安心のスペックの登場はこんな時に出てきてちょうどいいのです。
転スラや海は今じゃなく、2025年の春くらいで良かったのではないでしょうか。爆弾だらけのホールで、防空壕はきっと重宝がられることでしょう。もう少し後でもイイくらいです。
甘く扱わなくても台が勝手に甘く当って1~2万発をプレゼントするレベルの台は必ず必要になります。
上乗せ上乗せでからくりサーカス2やS.A.O閃光の軌跡やにゃんこ大戦争に任せておいて、エヴァファンはゴジエヴァから戻る場所があります。出玉もエヴァなら1~2万発、中には4万発も期待出来ます。
ゴジラ対エヴァンゲリオンセカンドインパクトも破壊神覚醒も、未来への咆哮とシンエヴァには敵わない印象です。
初打ちで5万5千発、破壊神覚醒で20万円勝ちましたが、もうガラガラのゴジエヴァのコーナーは敬遠しがちです。
美味しい時にたっぷり美味しい汁を吸ったドンキホーテは、見切りのスピードも早いのです。
2025年のお年玉は、6日月曜日の新台に番長やシンフォギアに戦国乙女と役者が揃っていて、待ち遠しい週末です。
▼1月3日実戦収支
A店収支
-3000円
B店収支
-2500円
C店収支
+9000円
D店収支
-3500円
E店収支
-6500円
F店収支
±0円
▼1日トータル収支
-8500円
▼2025年1月トータル収支
-1000円
▼2025年トータル収支(※1月3日現在)
-1000円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年1月3日
+1億161万540円