コラム

ドンキホーテのパチンコは変わらない

4~5万発がいつの間にか当たり前になっちゃってるいまのパチンコに馴れて、1万発に届かないだけで物足りなく感じてしまっている自分がいます。

それは30年前に初代CR花満開と40歳で出会って万発を日々目撃したり体験していたから、すっかり万発には馴れっ子です。
昔は交換率が2.1円だとか高くて2.3円だったので、1万発でも2万数千円ってとこで、2~3万発出して一人前という感じです。

ドル箱も大きくて、1箱2500発は標準で、3000発入るドル箱も珍しくなかった時代で、1箱6千円くらいっていうのが基準です。
そのうち全国的に4円等価交換が広まって、ドル箱1箱がウレタンの上げ底で1200発も入ればマシという小さなドル箱に変わっていきました。

お客さんの不満は、むしろスタートチャッカーに入った時の賞球が3個から1個になってお金の減るペースが早くなったことのほうで、ドル箱が小さくなったことより千円の消えていくペースが異常に早くなってることのほうがマイナスイメージでした。

ボクもオスイチ5百円で済んでいたのが、オスイチ千円か千5百円というのが基本になってきてしまいました。
もちろん、きのうのように5百円ポロリ2回転で1万発なんてことも多いので、さほどピンと来ない賞球への不満です。

ついつい粘って4~5千円、中には万札をツっ込んじゃう多くのパチンコファンの方たちは、口々に賞球の少なさにイライラされています。
少しでも長く打っていたいと、ボクのように少しでも長く連チャンさせたいというパチンコ台への向き合う姿勢が大きく違う人間にとっては、たいしてイラつく原因にはなっていないのです。
文句をタラタラ言いながらパチンコを打たなきゃいけないんだったらヤメればいいのにと思っています。

昔の、いや最近でも勝った思い出だけにしがみついて、煮え切らない思いでパチンコが楽しくなくなっている方が多いのもよくわかります。
たくさん回さないと当らないというパチンコの古い常識は、ドンキホーテには全くありません。
ここが昔からパチンコを打ってる方とぶつかる一番のポイントなのはよくわかっていますが、実際には回る回らないは一切関係なく、いかに少ない投資で、回さない打ち方でプラス1億円を生んだのは紛れもない事実です。

ボクよりたくさん勝ってる方がいっぱいいるのもパチンコの世界では当たり前ですが、負けてる人にツっ込まれる覚えは全くないので、30年間無視しています。

いかに回さずに当てるかに全集中しているので、ボクはちょっと恐い顔をしてホールを徘徊して、台選びをしているかもしれません。
剣道や空手の試合と同じように、全集中で真剣勝負をパチンコ1台1台と日々くり返しているので、常に一人でカニ歩きです。
話し相手がいると根っからのサービス精神で他人の世話に全力投球してしまうので、スタッフを連れてカメラの前で演じる余裕はありません。
勝ち負け抜きの実戦なら、それはそれで楽しいかもしれませんが、全て収支に跳ね返ってくるので、いつもの自分の実戦ではなくなってしまいます。

パチンコは、打つタイミング探しです。
完全確率一発抽選なので、ポロリ1回転や2回転で当ることを全く不思議に思っていない人間なのです。
ボクの日々の手書きの実戦データを、いま一度覗いてみて下さい。どうやって負けているかも役に立つはずです。

ホールの環境や機種のスペックの違いはありますが、ホールが出したい台や機種を選んだり、逆にお金を吸ってやろうとしている台や機種を避けたりしています。

自分が座って周囲の打ってた人が当り始めたら、自分のおかげで当ってると思うようにしていたら、イライラも生まれないと思うのですが、どうでしょう?

P.S. きのう大勝ちしたので今日は実戦なしです。

▼2025年2月トータル収支
+26万3000円

▼2025年トータル収支(※2月23日現在)
+56万9200円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年2月23日
+1億218万1740円

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