パチンコ必勝本プラスオリ法の連載〆切です。
Netflixの新ドラマ“アドレセンス”全4話を一気見しました。
“どうしてこんな時に?”
そうです、原稿の〆切が迫れば迫るほど、他のことをしてしまうドンキホーテです。
心理学では“セルフハンディキャップ”と言って、厳しいノルマを課せて本来の課題や問題の解決にプレッシャーを与えて、予想以上の結果を生むというものです。
忙しいのに何万本ものブルーレイのタイトルラベルをネームランドでタイプしてシールタイトルを貼る作業をやったり、本を読み始めたり、パチンコ台のパンフレットを整えたりします。もちろん家事もやっちゃいます。
掃除機をいきなりかけ始めたりするので、カミさんもビックリです。食器も片っ端から洗い始めます。
これってパチンコホールでオスイチが決まらない時の台移動の瞬間の緊張感に似ています。
あとで考えると、“何故あの時あんな台を打ったんだろう?”ってことも多いほど、初めての実戦だったり、とうの昔にブームの去った台だったりします。
“もっと効率よく出来ないか?”とか、“じっくり腰を落ち着かせては?”と言われることも珍しくありませんが、これがドンキホーテのルーティーンのひとつでもあります。
話を元に戻しますが、“アドレセンス”という最新ドラマは衝撃のシーンから始まります。
イギリスの普通の家庭に警察が早朝6時前に踏み込んで、殺人容疑のかかっている13歳の少し幼さが残る子供を連れてっちゃいます。
驚きはドラマの1時間を1台のカメラだけで追う、“カメラを止めるな!”のワンカメ撮影で全4話つらぬき通して、全く身に覚えがないという息子と父親、そして母親と姉の反応も超リアルにワンカメが追います。
警察に踏み込まれてオシッコを漏らしちゃうような男のコがホントに人を殺したのか、世の父親はとくに必見です。
このドラマは“真犯人当て”の従来のサスペンスものとは一線を引きます。
TBSの日曜劇場の“御上先生”が学園モノのドラマに一石を投じましたが、この“アドレセンス”、思春期の男のコを持つ親は必見です。
パソコンにスマホが当たり前の現在の世の中で、学生たちにどんなことが流行しているかなんて父親が知る由もありません。
ありきたりじゃないドラマに最初から釘付けで、4時間一気見しちゃって原稿が遅れちゃいます。
“あの長台詞はどうやって覚えたんだろう?”とか、“あそこですれ違ったのも伏線になってるのか?”とか、1台のカメラの計算され尽くした画像とアクション、何よりNG一切なしの一発撮りの緊張感が、サスペンスと共に1時間ずつ全4話続きます。
脚本も役者さんの演技も文句なしです。きっと予算を考えて、“カメラを止めるな!”みたいな映画をイメージした方がいるかもしれませんが、遅れています。
まずはNetflixの“アドレセンス”をいますぐ観て下さい。予算のことなど忘れる緻密な台本と演技に、どれだけのリハーサルを重ねているか想像したら、このドラマのテーマも制作苦労もズシッと重みを感じてしまうはずです。
パチンコ必勝本プラスオリ法の“オリ法バンザイ”の連載マンガと、この毎日コラムでの新しいマンガの原稿もバッチリです。
18歳で“空手バカ一代”の影丸穣也先生のアシスタントとして働きはじめてから53年間、ボクは自分を常に追いつめながら乗り切ってきたと、つくづく感じます。
24時間を30時間、いや倍の40時間生きて来たなと思えるのも、セルフハンディキャップを自分自身に課し続けて来たおかげです。
デトックスやリラクゼーションが流行していますが、忙しい時こそセルフハンディキャップと夏休み最後の“夏休みの友”の宿題処理も“よくやれたなぁ”と今になって思えば、人生70年間セルフハンディキャップで乗り越えてきたと思うドンキホーテでした。
P.S. 今日は実戦なしです。
▼2025年4月トータル収支
+1500円
▼2025年トータル収支(※4月3日現在)
+86万200円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年4月3日
+1億239万2240円