コラム

71歳の同窓会は17歳にタイムリープ

今日は午前中から東京駅の近くの大手町のホテルで毎年恒例の高校の同窓会です。
去年は目黒の雅叙園で春、3月にやったのですが、雅叙園が今年休館するとなって、以前もやった大手町のホテルで1972年卒業生で東京在住の仲間が集まって旧交を暖めます。九州や関西からも集まります。

パチンコドンキホーテのマンガの中でもよく出てくるボクの北九州の中学高校時代ですが、あの頃1971年にはドルショックをニクソン大統領がドル防衛に関する非常措置をして、世界中にまさにショックを与えた年です。
沖縄が日本に返還された、佐藤栄作総理大臣の時代です。

集まると懐かしい1970年代へ全員タイムリープして、71歳の老人たちがあの頃の高校生の若者に一日だけ逆戻りです。

いまロングランで5月6月までに公開、89日間で28億円以上の興行収入を記録している松たか子さんとSixTONESの松村北斗さんの40代夫婦がめぐるラブストーリー“ファーストキス 1ST KISS”が坂元裕二さんのシナリオで、男が泣かされる映画になっていて、リピーターが増え続けているように、タイムリープ出来たらなぁの夢が叶う同窓会なのです。

松たか子さんのように何度もタイムリープして行きたい年代に戻れたら、あんなことこんなことをしたかったとやり放題なので、ドラマでタイムリープや異世界転生モノが流行るわけです。

そんなタイムリープも自分の知らない事や覚えていないことも級友や同窓生は覚えていてくれて、“タニは授業中もマンガばかり描きよったなぁ”とか、“大学進学とか就職とか何も考えてなかったよなぁ”と、当時のマンガバカぶりを覚えています。

そんな彼も会社の社員の中に“お笑い芸人になりたい”と言う者がいて、“ヤメろ”とは言えないのはホントにタニがマンガ家になったからなぁ、と思わず戸惑ってしまったりしたそうです。
だって月刊少年ジャンプで当時のトップアイドルの浅香唯さんの親衛隊のマンガ連載をスタートしたボクが1988年に同窓会の総会のパンフレットの表紙を描いたのも35歳の頃でした。

全くパチンコのパの字も描いていない頃です。
40歳で初代CR花満開と出会って、パチンコマンガ家人生31年目になろうとしています。
いまだに釘なんて覚える気もなく、オカルトとバカにされながらプラス1億円も勝ってしまうから、人生はわからないものです。

同窓会ではリアルな71歳の自分と向き合うように、足腰が弱くなったり、やれ病気の話が花咲くのも、まるで病院の待合室のようでにぎやかです。
“タイムリープ楽しい~!!”

にぎやかに飲んで食べてホテルを後にします。
タイムリープの時間はほんのわずかです。それぞれの日常に戻っていくのでした。
元気な仲間たちと来年の再会を誓ったドンキホーテだったのです。

P.S. 集まった仲間の同窓生で、女性はサブスクで韓流ドラマにくわしい方も多くて、日頃の話相手はこのコラムの方だけなので、“いま何が面白いのか?”リサーチ出来ました。
当然Netflixの“新幹線大爆破”や“地面師たち”や“極悪女王”“阿修羅のごとく”の日本の作品はみなさんご覧になっていて、サブスクの広がりを感じます。

“いつかは賢いレジデント生活”などよく観てチェックされています。
2本同時に平行してご覧になるというパターンも初めて知りました。

地上波のドラマはぐっと狭めになるのは、71歳にもサブスクやYouTubeなどの波が押し寄せていて、意外にNHKのドラマが頑張っていることに納得です。
“エンジェルフライト”や“しあわせは食べて寝て待て”や“あんぱん”は好評ですが、九州人一同、前作の“おにぎり”には大ブーイングだったのもリアルな反応なのです。

P.S. 今日も実戦なしです。

▼2025年5月トータル収支
+9万1000円

▼2025年トータル収支(※5月24日現在)
+129万4700円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年5月24日
+1億282万6740円

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