コラム

カクテルパーティ効果とプラシーボ効果!

ザワザワとパーティなんかで人の声が聞きとれないのに、何故か自分の事言ってるんじゃないかって、会話や言葉だけ気にかかって耳に入ってくるのをカクテルパーティ効果と呼ぶのですが、薬を飲んで効いた気になるプラシーボ効果って、どちらも人間の“脳の神秘”だけでは説明のつかない現象です。
実際その薬が効いちゃうから不思議です。

あのうるさいパチンコホールで自分の勝ちに関係あるリーチ音や、台枠の点灯状況を察知して、“あの台〇〇リーチをハズしたな”とか、派手なプレミア音なら周囲の人たちも気付く時代です。

中でもRe:ゼロから始める異世界生活の先バレ音は、パチンコをやってる方たちならいまや知らない、いや気付かない人はいないレベルです。

この先バレ音はカクテルパーティ効果とは別に、誰でも気になる音です。
カクテルパーティ効果なら、例えばシン・ウルトラマンの独特な効果音で子供の頃から聞いているゼットン登場の電子音というか、ピュロロロと小気味いい音は、台の好不調を遠くからでも聞き分けられるはずです。

未来予知予告のカードなら50ポイントで派手めに激熱っぽい演出です。

しかし、50ポイントらしい当りよりハズレが目立ちます。
シン・ウルトラマンリーチくらいしか数字は信じられません。
“あの台、ゼットンリーチをはずした!”とわかったら、ハマリ台だと判別しています。一番わかりやすいシン・ウルトラマンの好不調判別法です。

東京喰種なら、“喰MAXハンド”がドゥオオン!と落下する音は周囲の誰にもわかる音ですが、

いつ落ちるかはわからないけれど、初打ちで3万発出した時は100回転以内の落下の多さに驚かされました。
喰MAXハンド落下音に比べたら地味なタイトルロゴのフラッシュは、おそらく喰MAXハンドに主役を奪われた存在ですが、落ちない台はこれで熱めのリーチをはずしてハマります。要チェックですよ。

ボケ~っと打ってないで、音を聞き分けることもパチンコの大切な攻略のヒントになります。
カクテルパーティ効果で自分に関係する台の音をしっかり聞き分ける耳を養いましょう。

精神面のプラシーボ効果は、リーチがかかったら“当らないなぁ”とネガティブにすぐ思っちゃってる人は、当らなくなるのでヤメましょう。
特にハラハラする激熱リーチでも、当らないと思ったら当らないものだし、どうってことないリーチも、当ると思えば当るものです。

ニセの薬や無効な治療法でも、“信じる者は救われる”、奇跡の回復ということも医療界では常識で、オカルトとバカに出来ないプラシーボ効果なのです。

例えば、シン・ウルトラマンのKATO太くんチャレンジのように、20ポイントのリーチでも当ると思えば当るもので、そういうしょうもないリーチで当る台は爆発することは、5月17日のこの毎日コラムでお話ししたとおりです。

当りっこないと思ってるリーチが当る喜びは、パチンコを打つ人間にとっては忘れられないモノです。
ノーマルリーチ当りが最も多い海シリーズが大ヒットしたのは言うまでもありません。

にぎやかにあれこれ演出を作ったのに、海物語極JAPANのように、にぎやかな背景の花火モードでもノーマリーチ当りが多いので、ヤメられない海ファンも多いのか、千回ハマリも目立ちます。
くれぐれもご用心です。

“ノーマルでも当るかもしれない”と思わせるプラシーボ効果ほど、これからのパチンコで客滞率(お客さんが座り続ける割合)を上げる一番てっとり早い方法なのです。

攻殻機動隊の先コマからのノーマル当り多発は、もっと増えていいアイデアです。

▼5月26日実戦収支
A店収支
-5500円

B店収支
-4000円

▼1日トータル収支
-9500円

▼2025年5月トータル収支
+6万7500円

▼2025年トータル収支(※5月26日現在)
+127万1200円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年5月26日
+1億280万3240円

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