コラム

ToLoveるダークネスが甘い?

いまやメインの人気台はエヴァや海などのシリーズものと、Re:ゼロと番長の大都先バレ組、からくりサーカス2と東京喰種のハイミドルくらいで、他の新台は入っても3~5台、中には1~2台のバラエティ向けくらいで、メーカーも1万台売れたら御の字で、2万台以上注文が入ればそれこそお祭り騒ぎです。

数千台の売上げで、中には千台まで届かない台もあって、パチンコ不況に拍車をかけています。
あの冬のソナタが韓流ブームの大ブレイクで40万台も売れた頃が夢のようです。

バラエティコーナーで1~2台生存するのも客付き次第です。
昔なら一列8~10台は入ってただろうなと思われる台すら、1台か2台ポツンと入って1人ぼっちのガキ大将みたいに仲間とはぐれて、寂しそうです。
誰も座らなくて0回0回転で閉店を迎える台も少なくありません。

昔は大量に売れたのに、ガランとしたコーナーばかり増えて、パチンココーナーをスロットコーナーにリニューアルして2対8の割合だったスロットが、4号機とスマートパチンコの成功でいまや5対5、いや6対4とパチンコのシマを占領して久しいここ10年です。

去年からスマスロ専門店も増え、すっかりパチンコはおこぼれを頂くみじめな状態のホールです。
スロットの客付きでパチンコが出るかどうかを判断しているドンキホーテです。
パチスロコーナーを見ないでパチンココーナーへ一直線のお客さんも多く、現実から目を背けるようになって久しい現状です。

ホールも1~2台の台の代金を回収出来ない台もあって、他で回収する自転車操業が続いています。
当然1~2台のバラエティコーナーにしっかりお客さんをつけて、1ぱちでも4ぱちでも少ない導入の台に客を付けるのに必死のホールも多いのです。

ミドルで人気はイマイチだったけど、バラエティコーナーで目立つ平和のToLoveるダークネスです。

平和の先フラピースフラッシュは、戦国乙女やラブ嬢でポギュウォォンとスピーカーがイカれたような音を鳴り響かせて注目を浴びます。
先フラピースフラッシュの代表格、ルパン三世がまだまだ5~10台近く入って頑張っているホールもあります。

ミドルもライトミドルも万発出しているToLoveるダークネスです。
オスイチ!先フラピースフラッシュで決まりです。
新しい台は100分の1で100%RUSH突入、約55%継続が上位RUSHで約85%にUPして、RUSH中は300発か1000発と、スペックだけでも甘いのです。
部材処分の為とはいえ、もっと華々しくメインコーナーを飾りたかったはずです。
ラブ嬢だってそうです。

メインコーナーから平和が遠ざかってしまったのは、平和ファンとしては寂しいものです。
オリンピアと平和が組んだ頃、直撃音や先バレはいち早くCR夕陽のガンマンが399分の1で、いまの東京喰種やからくりサーカス2の大当り確率で出ていました。

全図柄消灯からの擬似連やムービー予告など、パチンコ台の音が変化したのはオリンピアのスロットの直撃音を参考に、京楽の必殺仕事人のPフラッシュで一気に広まりました。
いまの先フラピースフラッシュの音も最高です。

ToLoveるダークネスはジャンプの作品とはいえ全く世代が違うので、さっぱりわからない女のコたちがアクリル板のギミックでめちゃくちゃ出てくるのは、Sammyのゾンビランドサガと同じです。

萌え系の“Hになっちゃう!”予告なんて、もっとヒットして良かったと思うくらいです。

サクッと5連、3千発流して今日はヤメです。

100分の1でオスイチ11回転なら、ライトミドルやミドルを打って出玉を稼いだ方が手っ取り早いと思っちゃうドンキホーテですが、甘いか辛いかで言うと100%RUSH突入は甘いと言っておきましょう。

▼5月29日実戦収支
A店収支
-4000円

B店収支
+8000円

▼1日トータル収支
+4000円

▼2025年5月トータル収支
+12万8500円

▼2025年トータル収支(※5月29日現在)
+133万2200円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年5月29日
+1億286万4240円

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