コラム

ドンキホーテの勝手にドラマ批評

今週どのドラマもクライマックスを迎えています。
20万本を超えたドンキホーテのアーカイブスには、サブスクで配信されていないドラマも、なつかしのドラマも全て大切に保管しています。

“YouTubeで配信したらボロ儲けだ!”っておっしゃる方もいるほど、46年前、1979年からビデオデッキで録画をし始めて、当時再放送されていた1960年代~1970年代のドラマやバラエティも保存しています。

“2025年、VHSテープが消える!”という衝撃ニュースに、街のダビング屋さんが荒稼ぎをしていて、ちょっとしたVHSバブルが起きてる2025年です。

ボクのビデオは46年間同じ空調で、夏は涼しく冬は暖かくして、一年中同じ環境で保存して46年経ちます。
いまでもリアルタイムで録画した1979年のTBSのザ・ベストテンにサザンオールスターズが初登場したVHSもちゃんと観ることが出来ます。

DVDやブルーレイへのダビングもマメにやってはいますが、あまりに膨大な量にボクの老後の最期の姿はパチンコホールでパチンコのハンドルを握ったまま眠るように動かなくなるのが理想ですが、周囲の方にご迷惑をかけるので、最期はTVの前で息絶えるのが理想です。

なぜこんなことを言ったかというと、ケビンコスナー主演のWOWOWで放送中の“イエローストーン”の中で、カウボーイのおじいちゃんが牛の大群を牧場へ山から戻すシーンで、夜、馬の鞍を枕に木陰で星を見つめながら息絶えるシーンに、ケビンコスナーが“カウボーイの死の理想だ”と呟き、死を告げられても夫の死を周囲にわからせまいと健気に振る舞う妻の姿に、“彼女もカウボーイだ”と言うシーンを観て、胸を熱くしたばかりだからです。

このドラマは現在のモンタナ州の現代劇で全米に西部劇ブームを巻き起こして、5年の幕を今シーズンで閉じる名作です。
2024年の先住民のカジノや、自然破壊をテーマにした傑作ドラマです。

あと、以前お話ししたスカパー!スターチャンネルで放送してた“Your Honor/追い詰められた判事”が最終回を迎えました。
轢き逃げの息子をかばい続ける父親の判事役を、“ブレイキングバッド”の高校の化学教師が麻薬を作って密売するドラマの先生を演じたブライアン・クランストンが見事に演じています。

納得のラストはイスラエルで大ヒットしたオリジナルをアメリカや韓国でリメイクして大ヒットしたのも納得です。

日本のドラマも最終回を直前に控えた“恋は闇”に釘付けです。
“志尊淳さんがホントの殺人鬼なの?”とずっと「?」のついたままの来週の最終回が待ち切れません。
日本テレビお得意の“あなたの番です”“真犯人フラグ”のスタッフが全員怪しいまま来週最終回です。

“エンジェルフライト”はBS NHKですでに放送済みでしたが、古沢良太さんのシナリオが素晴らしいし、海外ロケもNHKならではのぜいたくさでした。

“失踪人捜索班” 町田啓太さんは、漫画イエナガの超定義の滑舌の良さにほれぼれしています。

テレ東は深夜の“夫よ、死んでくれないか”と“ディアマイベイビー”もラス前で盛り上がっています。

ひと足先に江口のりこさんの“ソロ活女子のススメ”第5シーズンが終了しましたが、すっかり劇団のイメージだった江口さんがお茶の間の人に、朝ドラのお母さんにまで大出世した5年間でした。

映画“愛に乱暴”は、話題の吉田修一さんの小説が原作で、いびつな主婦を見事に演じていてリアルです。
吉田修一さんファンは是非現在公開中の“国宝”で歌舞伎の素晴らしさを堪能して下さい。

“いつかヒーロー”も終わっちゃいましたね。林宏司さんの久々のシナリオに興奮させられました。

桐谷健太さんと宮世琉弥さんに絡む北村有起哉さんが“おむすび”のお父さんと違うピッタシの役を生き生きと演じていたのが印象的でした。
役者はシナリオで生きも死にもするものです。

▼6月12日実戦収支
A店収支
-11000円

B店収支
-3500円

C店収支
-4000円

▼1日トータル収支
-18500円

▼2025年6月トータル収支
+11万8500円

▼2025年トータル収支(※6月12日現在)
+155万8200円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年6月12日
+1億309万240円

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