いまやライブビューイングの生配信で全国の映画館で映画の公開初日舞台挨拶を観られるようになりました。
佐々木蔵之介さん、齋藤飛鳥さん主演の“マイホームヒーロー”以来です。カミさんと二人で、TVドラマが面白すぎたのに劇場版でガッカリした苦い思い出があります。
今日27日全国公開の“でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男”の初日舞台挨拶が午後6時半から観られるとあって、そそくさと映画館に向かいます。超のつく“ミーハーじいさん”です。
生中継ですから、ご本人たちとはスクリーン越しでしか会えないわけですが、会場は綾野剛さん、柴咲コウさん、亀梨和也さんのファンが詰めかけています。
映画の上映前に、いろいろな話の裏側まで三池崇史監督もまじえてお話ししてくださいます。
この映画、2003年にボクの地元福岡県で本当に起きた全国で初めて“教師によるイジメ”が認められた事件で、TVや週刊誌でメチャクチャ叩かれた小学校の男性教師を綾野剛さんが熱演されています。
綾野剛さんは2024年、齋藤潤くんとの“カラオケ行こ!”やNetflixの豊川悦司さんやピエール瀧さんと共に世界的に大ヒットした“地面師たち”での名演技が忘れられません。
この男性教師が、子供の母親の嘘にまみれた証言で、小学生のお子さんを守る会が全国で結成されて、一大ニュースとなりました。
“人のウワサも七十五日”ということわざがあるように、忘れてしまっていました。
ドンキホーテなんて、パチンコで勝ってるだけで誹謗中傷のオンパレードで、ネットではまるで犯罪者扱いなのをずっと黙って見てきました。
七十五日で消えないので、正直にずっと本当のことを公開し続けていれば、中傷している人たちも“こそばゆい感覚”を持ってくれて、徐々に諦めていくことでしょう。
このコラムの周辺にも醜い文がたくさんありますが、みんな古くて、文句を言ってる方たちもYouTubeでお金を稼いでいるという状態で、“メシの種”をボクが与えちゃってるワケです。勝ってるのでムキになる必要もありません。
映画“でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男”はマスコミの代表みたいな存在で、亀梨和也さんが週刊誌の記者として登場しますが、この辺の扱いはいまのTVドラマや過去の裁判モノによくあるレベルで、亀梨さんである必要はなかったですね。
“でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男”は他の監督さんで観てみたかったのが正直な感想です。
今週、映画興行収入ランキングでリロ&スティッチを抜いて堂々の一位に輝いた、吉沢亮さんと横浜流星さん主演の“国宝”はパンパンのお客さんで、劇場はいっぱいです!
今週もさらにスクリーンを増やして観客動員を伸ばしていくことでしょう!
李相日監督がこの“でっちあげ”を撮っていたらもっと凄いインパクトを与えていたに違いありません。
“でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男”は全体的にリアリティに欠けた冤罪ドラマになってて、モヤモヤしたまま映画館を出ました。
初日舞台挨拶でハードルを上げすぎちゃったせいもあると思います。
三池崇史監督のデビュー作はVシネマのボクのマンガ“不動”です。
ドイツの映画祭で賞を受賞したB級バイオレンス映画の傑作です!監督も若い!
いまでも放送印税が入ってきます。いつかNetflixでやってくれないかと秘かに期待していますが、主役の不動力はMEN'S NON-NO メンズノンノ時代の新人モデルの谷原章介さんでした。
ボクの原作マンガを超えるバイオレンスで九州ヤクザ戦争を映画にしてくれました。
やっぱりバイオレンスがよく似合う三池監督なのでした。
P.S. この“でっちあげ”のシナリオを書いたのが森ハヤシさんで、ボクが昨年のTVドラマで一番気に入った“クラスメイトの女子、全員好きでした”のシナリオライターさんです。
森ハヤシさんはやっぱりコミカルな作品の方が合ってる気がしました。
次回作に期待しています。
▼6月27日実戦収支
A店収支
-8500円
B店収支
-7000円
▼1日トータル収支
-15500円
▼2025年6月トータル収支
+40万8000円
▼2025年トータル収支(※6月27日現在)
+184万7700円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年6月27日
+1億337万9740円