コラム

オスイチ単発1500発の価値

新台の東京リベンジャーズVS炎炎ノ消防隊2の二大ラッキートリガー対決の図式がハッキリした7月7日の新装ですが、何故イマイチなのかピンと来ない台が、“一方通行 とある魔術の禁書目録”で、導入台数の少なさとあのフルでRUSHに入った初代の爆発的ヒットの面影を追っていた若者も、一方通行から遠ざかって東京リベンジャーズや炎炎ノ消防隊2を打っています。

中には一方通行を大量導入したホールもありますが、人気はイマイチです。

“藤商事よ大丈夫なのか?”と心配になっているドンキホーテです。
単に539分の1という大当り確率の辛さから腰が引けちゃってる人たちは別にして、この台が539分の1にしなければいけなかった理由が気になります。
だって同じように399分の1の辛そうな炎炎は人気です。
これくらいの確率で作ったほうが良かったと思えるのは“あとのまつり”です。

この一方通行がどうして大ブレイクしないかがハッキリしています。
コンテンツの問題ってのもささやかれていますが、チャージの“打ち止めチャージ”からの爆発が少なすぎるのです。

1500発をベースにした出玉性能もコレといったインパクトを上乗せレベルでも見劣りしてしまいます。

319分の1の東京リベンジャーズが1~2万発は当たり前で、3万4万5万と、中には6万発出ちゃう台が、台数も同じホールでも出てしまう甘さに、お客さんは539分の1より319分の1の台に流れて当然です。
タイミングが悪かったし、闘う相手が悪すぎたと言われてしまうのも当然です。

例えば、単発を引いて300発でも、100回転時短をつけた東京リベンジャーズのほうが爆発している現実です。
ひとにぎりの一方通行の爆発がどんなに凄くても、アピール出来るのは初代がバカ甘の藤商事の大きなイメージは、地獄少女やとある魔術の禁書目録のインパクトがデカすぎたため現在の地位を築いてきたと言えます。

“そこじゃないだろ”と、最近の藤商事の台には思わずツっ込みたくなるほどで、この前の“痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います”で失速しました。
緋弾のアリアも初代が甘かったと思われて、せっかくラッキートリガーの初代も甘めで勝ちやすかったのにと思います。

オスイチが多いのも、古くから藤商事の台が大好きなドンキホーテは、にゃんにゃんドリームやかっぱ64や、吉幾三やサンダーバードなど、楽しませてもらいました。
水前寺清子にゲゲゲの鬼太郎と、ほとんどで勝ってきました。

一方通行の第一印象は、“この台じゃ勝てないな”というイメージです。
オスイチ5百円、千円で単発を当ててもその1500発での引き戻しがあまりに少なすぎるということです。

それはBIGスタートのヘソ釘を拡げたせいです。
ブン周り用とはいえ、千円20回転そこそこの“デカヘソ”“デカスタ”など、表向きの甘釘台が一様に辛い現実は、ホールの調整もあって、日本中に“デカヘソ台は辛い”というイメージが全国のパチンコファンに定着してしまいました。

単発の1500発で100回転以上回せても、大当りポイントが180~225回転で待っていて、打ち止めチャージで誤魔化されて、若者が次々にヤメていく姿をこの一週間、多く目撃しました。
単発1500発の価値が極めて低い、捨て玉にしちゃってる一方通行の辛さが目立ちます。

いかにして目玉の一方通行RUSH HYPERのラッキートリガーST151回を手に入れるか、博打っぽいのは他のパチンコ台も同じですが、“遠い”と感じさせたらその台は敗北です。

藤商事ヒットのキッカケの、あの甘かったとあるが余計に辛く感じさせてしまったところがつらいところです。

単発1500発のない台の早い100回転以内の当りが多い台が、ヒットしているのです。

▼7月13日実戦収支
A店収支
-2500円

B店収支
-3000円

C店収支
-2000円

▼1日トータル収支
-7500円

▼2025年7月トータル収支
+9万7500円

▼2025年トータル収支(※7月13日現在)
+198万4200円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年7月13日
+1億351万6240円

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