NHK大河ドラマ“べらぼう?蔦重栄華乃夢噺?”で、若き日の葛飾北斎を、くっきー!こと野性爆弾の川島邦裕さんが、里見八犬伝の滝沢馬琴を津田健次郎さんが演じて、相撲をとっている出会いが描かれていました。
去年の秋に、キノシネマの上映作品“八犬伝”を観たのですが、葛飾北斎と滝沢馬琴が同世代のおじいさん同士の才人ならではの切磋琢磨ぶりと、大長編の傑作“里見八犬伝”の中身を、CGを使って長屋の老人2人と交互に見せるという、役所広司さんと内野聖陽さんの鬼気迫る演技合戦は、28年間描き続けて失明する滝沢馬琴と息子の嫁を黒木華さんが演じていらっしゃいました。
山田風太郎さんの小説“八犬伝”の葛飾北斎と滝沢馬琴の奇妙な半生を、鋼の錬金術師やピンポンの曽利文彦監督が描いて、今年のアカデミー賞にノミネートされていましたね。
大河の2人を森川佳子さんはどう扱うのか、プロデューサーの蔦屋重三郎は、いわば現代の出版界のヒットメーカーで、歌麿をプロデュースして美人画に革命を起こす流れで、小道具を使わせたりいろいろアドバイスして、まさにマンガ家と編集者の世界みたいで、毎週武将の合戦が一切無くても釘付けです。
証拠の本の数々や浮世絵の数々に、この歳になって“はは~ん!そういうカラクリがあったのか”と、毎週お勉強になっています。
津田健次郎さんのちょんまげ姿が江戸時代にピッタリで、一切違和感がありませんでした。
“沈黙の艦隊 北極海大海戦”の政治家、リベラル派の行動力にピッタリの声とキャラは、そのままTBSの“ロイヤルファミリー”の競馬記者の役にハマってます。
NHK朝ドラ“あんぱん”で高知の新聞社で主人公、今田美桜さんの上司から記者役がハマってます。
イケてるボイス、“イケボ”の声優から大きく活躍されています。
あの声で、あのCMやあのナレーションや吹替もあちこちで活躍されています。
話を葛飾北斎に戻しますが、映画“HOKUSAI”をご覧になりましたか?
若き日の北斎を柳楽優弥さんが演じて、ライバルの浮世絵師たちに嫉妬したり、まさにべらぼうな生き様と、有名な富嶽三十六景を描いた老人の北斎を、あの“国宝”で怪物国宝の女形を演じた田中泯さんが鬼気迫る老人の旅を再現しているシーンが圧巻です。
雨に打たれる江戸庶民の姿をマンガチックに描き込む富嶽三十六景の誕生に、そんな歳までバイタリティに満ち溢れていた葛飾北斎に圧倒されました。
今度、長澤まさみさんが北斎の娘の“おーい、応為(おうい)”が封切られますが、この娘さん“おーいおーい”と呼ばれたところから“応為”というペンネームで、本当は北斎三女の栄のお話で、DNAはこの三女に受け継がれ、浮世絵で“夜桜美人図”が応為の作品であろうと言われています。
こちらの“葛飾応為”は小気味いい長澤まさみさんにピッタリの役で、公開されたばかりです。
ここに来てインバウンドで日本の浮世絵の良さが世界に広まり、注目され映画やドラマと盛んになっています。過去の作品も改めてご覧になってみてはいかがでしょうか?
日本人って凄いなぁと、才能溢れる先人たちに敬服です。
TSUTAYAが閉店してパチンコホールに生まれ変わるニュースをお伝えして、関係ない浮世絵まで飛んじゃったドンキホーテです。
さあ、10月20日、一体どんなリニューアルOPENになるのか、楽しみです。
東京も変わっていく時には新小岩や吉祥寺や八王子にパチンコホールが乱立して、現在は池袋がパチンコの中心と呼ばれ、郊外は人口が増えている、ボクのよく行く立川に注目が集まっています。
いまがピークじゃないかってくらいマンションやライブアリーナにアウトレットが次々に建っている立川市なのです。
ドンキホーテはパチンコの発展と共に移動している感じです。
※実戦データは準備中です。