コラム

WEAPONS/ウェポンズ観たぞ!

いま全米で大ヒットしているだけじゃなく、ネットで大騒ぎされているホラー映画“WEAPONS”/ウェポンズが日本でも大ヒットです。
今週の興行収入ランキングに入るのは間違いないでしょう。パンフレットは売切れです!

“予想と違った!”とか、ネットの考察にあれこれ頭をパンパンにして、17人の消えた子供たちの集団ブーン!の飛行機走りはもうギャグと言っていい楽しさで、元コメディアンの監督のホラーは恐すぎて笑っちゃうレベルになっちゃってます。

Warner Bros. Picturesのシールをもらって入場です。
そう、ワーナーの配給ラストの作品ってことでも話題のWEAPONS/ウェポンズです。
これから東宝東和の配給がメインになる日本の映画界です。

スクリーンにハリウッドのワーナーのスタジオの屋根がグニャーっと曲がって登場するあのWarner Bros. Picturesが観れなくなっちゃうのです。
これからはサブスクの発達と共に、映画はより配信がメインになりそうです。

映画を観に行きたいけれど“オシッコが近いから”とか、“暗いところに長時間閉じ込められるのはツラい”とか、映画人口減少には意外な理由が並ぶのも時代だなぁと感じて、“ワイワイ話しながら観たい!”という若者の意見が多いのにもビックリです。

プラネタリウムじゃないけれど、あの映画館の特殊な環境に身を置くことが楽しみのひとつです。
ボクみたいに年間100本近く映画館で観て、サブスクのNetflixやWOWOWで1万本以上の映画をストックしている人間も珍しいかもしれません。

元々、小学校の学芸会で“ぶんぶく茶釜”のお寺の小坊主役をやって以来、中学高校と演劇部に入って青春を過ごした72歳のドンキホーテは、演技の世界は“ダイコン役者”で、諦めてシナリオを書いて演出する裏方に徹して、マンガのシナリオや、自分に出来ない演技を登場人物にやらせることで演劇部の経験が、いまのドンキホーテを作り上げてくれました。

もの凄いスピードで小説も読むし、ドラマやバラエティも片っ端からチェックして、映画もヒマさえあれば観る人生です。

話が脱線しましたが、映画は人生の友です。
“WEAPONS/ウェポンズ”はその正体を知りたくなるホラー映画です。
じつは一人役者さんで気になる人物が出演しています。

1984年の映画“ストリート・オブ・ファイヤー”で、ボーイッシュな少女役だったエイミー・マディガンが75歳のおばあちゃんになって、この“WEAPONS/ウェポンズ”で重要な役で怪演してくれています。
“フィールド・オブ・ドリームス”でケビン・コスナーの奥さんを演じてアカデミー賞にノミネートされた女優さんと言えばわかりますよね。

“WEAPONS/ウェポンズ”はまさに人間兵器と化した普通のアメリカの田舎街の人たちのお話です。

スティーブン・キング風でありながらグロい表現は、台所のピーラーを武器にしたり、食事のフォークを顔に何度も突き刺すような身近な恐怖がくり広げられて、最後は爆笑のDr.スランプアラレちゃんの大群に圧倒されます。

今年は日本映画の“国宝”とアニメの“劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来”と“劇場版チェンソーマン レゼ篇”の独走の影で、ハリウッド作品が影を潜めた一年でしたが、日本映画の影響は世界へと、配信と共にもっともっと伝わることと予想します。

P.S. 昨日大勝ちしたので今日は実戦なしです。

▼2025年11月トータル収支
+31万7500円

▼2025年トータル収支(※11月30日現在)
+334万300円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年11月30日
+1億487万2340円

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