コラム

スマパチの悲劇を目撃!

写真撮影を禁止されて、お座り一発の証拠動画を撮れないので足の遠ざかってるホールで、スマートパチンコの悲劇を目撃してしまいました。

このホールで動画を撮ってたら“いま撮影したモノを削除して下さい”と言われて、ボクのスマホに5千枚以上パチショットと動画しか保存されていないのを見て衝撃を受けた店員さんの前で、他のホールのモノは消せないので勘弁してもらってホールを後にして以来、行かなくなったホールです。
納税の確定申告時の証拠としてボクのスマホの大当りデータと動画と両替パチショットは1枚も消せないので退散です。

ボクの存在を知らないホールや店員さんばかりですから、全国どこでもカニ歩きしまくってお座り一発を決めて30年、もうすぐ1億円も勝っちゃうドンキホーテです。
きのう2023年収支がプラス300万円を超えて、生涯収支も9500万円を突破しました。ちょっと意識しちゃってます。

話を元に戻して、このホールの減台された新・必殺仕置人Sのコーナーはガラガラで、あのゴールデンウィークの熱気はどこへやらという人気凋落の仕置人で、一人の老紳士がキョロキョロしながら店員さんを呼びます。ボクより年上の団塊の世代、75歳前後の方です。

若い男性店員さんが駆けつけます。
“これ、どうやって玉出すんだ!”とちょっと怒り気味で店員さんに尋ねてます。
“この貸玉ボタンを押して下さい”とサンドイッチのボタンを教えてあげています。
典型的な必殺仕事人IIIを打ってたおじさんですが、目新しいスマートパチンコ初打ちの戸惑いが全開の様子です。

“どうやって打つんだ?!”もう語気が荒くなってきました。
店員さんに“わかりづらいんだよ!”と文句を言ったら、次の店員さんの一言が致命傷と言える“スマートスロットは人気があるんですけど、スマートパチンコはいまひとつで…”と、余計な一言を言っちゃいました。

“玉に触らないパチンコなんです”と、間違ったことは言ってませんが、おじさん一気に冷めちゃいました。
しばらく打ってましたが、3千円くらい遣ってまたキョロキョロしてます。
“先読みチャンスモード”に知らないうちにカスタマイズしてるので、全く昔の仕事人のようなマンガのステップUPも真剣フラッシュも起きないので、早々にヤメたくなってます。

今度は女性の若い店員さんが来て、大きな声で“どうやったらヤメられるんだ?”と怒鳴っていますが、可愛い店員さんがていねいに“この玉の表示が0になったらカードを抜けます”とヤメ方を手ほどきして、カードを手に去って行きました。
仕置人を二度と打たないようになりそうな出来事でした。

日本中のスマートパチンコのコーナーで展開されてる光景だとよくわかります。
ボクみたいに新しいモノ好きで4月からスマートパチンコを聖闘士星矢超流星CliMAXとルパン三世THE FIRSTを打ちまくってた人間はむしろ珍しい存在だということを改めて確信した瞬間でした。

スマートパチンコはまだまだ乗り越えなければならない壁が大きく立ちはだかっていると言えます。
サンドとカードの出玉の移動、なによりパチンコ玉を触らないパチンコの前途は多難です。
このおじさんもお座り一発で真剣メーターがシャキーンと開いて、三人激熱共闘リーチか、主水がお突を捕まえたらスマートパチンコでもトリコになっていたでしょうが、先読みの保留変化も見れない仕置人は、お金を吸うだけの吸血鬼マシンに見えたことでしょう。

殺伐とした仕置人の台がお客さんに仕置きされた現場に出くわしてすっかり落ち込んだドンキホーテはマイナスで帰っていったのでした。

ああ、300万円プラス、いや9500万円プラスが消えたガッカリ土曜日になってしまいました。

▼6月17日実戦収支
A店収支
+1500円

B店収支
-5500円

C店収支
-4500円

D店収支
-3000円

▼1日トータル収支
-11500円

▼2023年6月トータル収支
+21万5000円

▼2023年トータル収支(※6月17日現在)
+298万9100円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年6月17日
+9499万6840円

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