コラム

大勝ちした次の日の過ごし方

大谷翔平選手のエンジェルスが25点も大量得点して勝った次の日、“絶対エンジェルスは負ける”と思って見てたら、案の定負けちゃいました。
連戦連勝といかないシビアな勝負の世界で、パチンコも大勝ちした次の日は慎重に立ち回らないと、前回勝った分の半分くらいならいいのですが、全額ホールに返却した経験が皆さんにもあると思います。

パチンコの大勝ちは人それぞれで、千円でも大勝ちって方もいれば、10万円は勝たないと大勝ちとは呼べないとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
ボクの大勝ちの基本は1万発以上の出玉で勝ったときが今までの基準でした。3~4万円プラスで大勝ちだと思っています。
そんな基準も2023年は1日5万発超、20万円勝ちも珍しくなくなってきました。
フラフラと次の日に打ちに行くと、5百円の貸玉ボタンのワンプッシュに入れる気合いが薄くなって、軽く貸玉ボタンを押してしまいます。
大勝ちの余韻が残っている間は1日2日じゃ消えないものです。
ヘタに運良く連勝しちゃうと、調子に乗ってしくじることも多くなります。

30年間で1億円もパチンコで勝てたのは、“きのう大勝ちしたので今日は実戦なしです”という決まり文句で翌日休んで、パチンコと距離を置いてきたからと言っていいでしょう。
“大きく勝って小さく負ける”の座右の銘はこうして守られてきたのです。

これから1億円負け続けることも無いとは言えません。どこかに“守り”の気持ちを持ち続けることの大切さを知っていただきたいのです。
勝ったお金でパチンコ仲間に晩御飯や祝杯の宴の代金を支払うのも、ヘタに貯め込むより明日のパチンコの為にはいいモノです。

元はと言えば、1994年3月31日の朝、ホールの朝の行列に並んで6千円の投資で初代CR花満開で桜図柄を当てた保留1個目で、3の花ビラがサクラ~サクラ~のメロディに乗って散って、3図柄が当たって連チャンしたところから始まった1億円のプラス収支、30年の長い旅路です。

今プラス1億円のゴール目前でも、打ち方は変わらず、パチンコ台の性能だけが30年前のレベルではなく、しかも2.1~2.3円平均だった30年前の交換率も、今や3.3~4円等価のホールもある時代です。
ここにきて、加速気味のパチンコの出玉放出のポテンシャルの高さに上手く乗じて、収支もうなぎのぼりです。

きのう4台オスイチで16万8千円もプラスになって、その興奮を抑える為に、今日日曜日は映画バビロンを事務所で鑑賞です。
ロードショーは月末のインディジョーンズやミッションインポッシブルは映画館に行くとして、去年ブラッドピットとマーゴットロビーがアカデミー賞にノミネートされた、あのアカデミー賞受賞作、“ラ・ラ・ランド”のデイミヤン・チャゼル監督の“バビロン”は、ラ・ラ・ランドで儲かったお金をつぎ込んだハリウッド映画の1920~1930年代の無声映画から、トーキーへと移り変わる映画の世界を描いています。
無声映画の大スターをブラッドピットが演じ、時代の流れに翻弄される姿が圧巻です。
大女優を夢見て時代や差別に翻弄されていくマーゴットロビーも、ハーレ・クインの役の何倍も輝いています。3時間超えの超大作で、189分があっという間です。
レンタルも始まっているのでオススメです。

ひと時代を築いたハリウッドのスターたちの“強者たちの夢のあと”は映画だけでなく、世の中全ての職業に通じる時代との闘いと言えます。
パチンコメーカーの栄枯盛衰を見ていると決して他人事じゃないぞと心を改める方も多いはずです。

そんなエンジェルスの大勝ちと“バビロン”の1日は、5万発勝ちの次の日のドンキホーテだったのです。

P.S. きのう大勝ちしたので今日は実戦なしです。

▼2023年6月トータル収支
+43万2000円

▼2023年トータル収支(※6月25日現在)
+320万6100円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年6月25日
+9521万3840円

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