コラム

ミッションインポッシブル

映画ミッションインポッシブル第5弾デッドレコニングを観てきました。

土日は3つのスクリーンも満席で座れなくて、週末3日間で洋画興行収入10億円突破の大ヒットです。マジでやってくれました!
昨年はトップガンマーベリックで歴史を変えたトムクルーズが今年もやりました。

さすがにシリーズ5作目ともなるとパワーダウンしてるだろうし、TVCMの崖からのバイクジャンプも見飽きてたのであまり期待を膨らませずに観に行ったら、これが過去全作を上回る素晴らしいアクションとドラマで、完全に心を持っていかれたドンキホーテです。
崖からのジャンプなんてホンの前菜に過ぎず、メインディッシュはテンコ盛りアクション増し増しの二郎系ラーメンよりこってりしていて、これでもか!これでもか!とたたみかけてきます。

あのワイルドスピードファイアーブーストを超えました。
オープニング成績は9億円だったワイルドスピードの巨大な鉄球型爆弾で破壊され尽くしたイタリアの街を、ミッションインポッシブルがまたまた破壊しまくってくれます。
ホントにイタリア大丈夫なの?
イタリアだけじゃありません。ベニスにオリエント急行と、まだまだ暴れまくります。
バイクの飛んだスイスだけじゃありません。アブダビ砂漠と、日曜劇場のVIVANTも凄いですが、さすがにレベルが違います。

これがパンデミックのコロナ禍で撮影されてたかと思うとゾッとするシーンもあります。

トップガンでコロナ禍、スタッフを厳しく叱るトムクルーズの動画が胸を打ちました。作り手として、そしてプロデューサーとしてのトムクルーズの覚悟に深く感動しました。
巨大なスクリーンで観て欲しい映画をトップガンマーベリックと、このミッションインポッシブルで魅せつけてくれました。
プロデューサーとして、トップガンの後にミッションインポッシブルを公開させて心意気を感じました。
しかもこれが前編と聞いて、どうせ崖からのジャンプは後編で観て下さい、なんてケチなことは言いません。どれだけサービス精神旺盛なのかと呆れるくらいです。

ミッションインポッシブルはあのドバイの超高層ビルのスパイダーマンくらいじゃ終わらなかったのです。
マットデイモンの“ボーンアイデンティティー”シリーズにスパイ物のカラーが少し変わって、007のダニエルクレイグのジェームスボンドに押され気味のトムクルーズのイーサンハントでしたが、現在文句なしのスパイを見せてくれます。
61歳のトムクルーズはどこまでやってくれるのでしょうか?
“死んじゃう!”と思ってしまう生身の人間がスパイなのですから、ミュータントやロボットとは違う痛みを感じさせてくれます。
全力で、走る!走る!走るイーサンハントに脱帽です。

子供の頃、TVに釘付けになった“スパイ大作戦”が60年経った現在でもテープレコーダーからの指令で始まって、変装や秒読みのドキドキハラハラが何百倍にもなってスクリーンで蘇ります。
ラロシフリンのスパイ大作戦のテーマソングも健在です。
あの頃、週単位で活動していたチームがトムクルーズ1人に集約されているのです。

科学の最先端の武器って何ってところから、現在のスパイ活動のレベルの差を感じさせるストーリーも秀逸です。
めまぐるしく変わる場面とアクションの連続で、約3時間あっという間です。
“文句のあるヤツは出て来い!”とトムクルーズが観客に訴えているかのような密度の濃い中味に、これで来年の後編は何を魅せてくれるのか、胸が高鳴ります。

30年前、“パチンコで1億円勝ってみろ!”と実行不可能な指令、まさにミッションインポッシブルをもう少しで実現しそうなドンキホーテへのミッションは、決してインポッシブルでは無かったのです!
この世に不可能なことって無いのです!

▼7月24日実戦収支
A店収支
-5500円

B店収支
-3500円

▼1日トータル収支
-9000円

▼2023年7月トータル収支
+24万1500円

▼2023年トータル収支(※7月24日現在)
+348万1100円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年7月24日
+9548万8840円

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