コラム

男女9人爆笑演劇部OB会2023秋物語

今日は高校時代の演劇部のOB会です。ボクのマンガを昔から読んでくださってる方は、ボクがパチンコを打つキッカケや高校時代のドンキホーテのエピソードは数限りなく、ボクのパチンコ話より楽しみにしていた方も多いと思います。

こうして年に一度のペースで仲のいい仲間たちとくだらない話をするだけで52年以上経つ高校時代に戻ってしまうのです。
それぞれの人生を歩んできた70近いおじいさんとおばあさんの集まりですが、会話は1970年代の田舎の高校生時代になっています。

明日9月13日でドンキホーテも70歳の老人の仲間入りです。

ひと足先に70歳の誕生日を迎えた仲間も1年2年後輩の部員も一緒に大の仲良しです。湯布院や黒川や九州の名湯はもちろん、ディズニーランドやUFJと、テーマパークへも行った仲です。

思い出話は遠い高校生の時代の話から、温泉やテーマパークで起きた珍事件の数々を巻き起こしてきた演劇部員たちです。
必ずと言っていい程アクシデントやハプニングに見舞われる運命の年寄り集団です。

阿蘇山の和太鼓のパフォーマンスの野外ステージを観ている最中に、当時有名になりつつあった異常気象の“ゲリラ豪雨”に遭遇して、阿蘇山は一変にわかに掻き曇り、空が割れて底が抜けたプール並みにドシャッ!と猛烈な雨で辺り一帯はドロ沼と化します。
すでに災害レベルです。

パニックの観客の中に演劇部のOB会のボクたちもいます。
もっと酷くなる前にと、車で逃げ去る他の観客の中で、ボクたちの乗ってた車はタイヤが沼にハマって全く動きません。
空回りする車輪に焦って外に出て脱出作戦決行です。
“せーの!”と男女で持ち上げます。
タイヤがハネ上げるドロを全身に浴びてドロ人形になった話は今でも語り草です。
数分後、なんとかタイヤが上がって脱出成功です。

しかしタイヤのハネ上げたドロを全身に浴びたボクたちは、やっとの思いで旅館に辿り着きますが、ここからが大変です。
キレイな旅館をドロで汚されちゃあかなわないと、旅館の仲居さんがホースで、まるで馬でも洗うようにボクたちに水をかけてくれます。バシャバシャと荒いホースの水は顔もわからないくらいドロだらけの女性も同じ扱いです。
“野良犬か!?”とツっこみたいドロだらけの洋服も全て脱ぎ捨て、さしずめ旅館の前は情けない老人たちの収容所のようです。

この時の様子は“ドンキホーテが行く!”のマンガで描いているので、ご記憶の方も多いと思います。
“ゲリラ豪雨阿蘇ドロ人形事件”として、今でも仲間が集まると必ず出て来ます。

他にも“月夜の人魚ゆでたまご事件”や“湯布院お土産迷走事件”や“UFJ尻もちポップコーン事件”など、ネタには困らない仲間たちです。
出雲そばのお店の料亭でタップリ2時間、美味しい北九州の料理と2次会のカラオケボックスでは一曲も歌わず、みんなでおしゃべりしっぱなしの2時間で終了です。

夕方、小倉駅に集合して始まりました。

小倉も、ボクらが高校生の時代とは様変わりしてて、NHKのファミリーヒストリーの草刈正雄さんの回の話題も世代が重なっているので、具体的なディープなヒストリーになったりする世界です。

小倉駅周辺をぶらりすると、有名な揚子江の豚まんや、昔ながらの一銭洋食のお店はもちろん、パチンコホールもちょっと懐かしい感じです。

祇園太鼓のあるホール、大当りするとイスの下の赤いパトランプが点滅する台だとか、どこか郷土色と昔のパチンコ爆裂時代の名残りがあるのも九州の素敵なところです。
NHKのドキュメント72時間に出てきた駅裏のストリップ劇場など、昭和が残っています。
火事で焼けた旦過(たんか)市場と小さな映画館“昭和館”も近く復活しそうです。

今日は50年前にタイムスリップしたドンキホーテでした。

P.S. 今日は実戦なしです。

▼2023年9月トータル収支
+2万1600円

▼2023年トータル収支(※9月11日現在)
+382万200円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年9月11日
+9581万7940円

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