コラム

有吉クイズのジャックポットとラッキートリガー

パチンカーZ(3/12発売)の“ドンキホーテが行く!特別編”の原稿とカラーの原稿を描いています。
あと4日でパチンコ必勝本プラスオリ法の発売です。2024年はパチンコが盛り上がっています!

来月から登場するラッキートリガーに賭けるメーカーとホールの気合いがハンパじゃありません。
夏までには新紙幣対応のサンドの交換で、パチンコもキャッシュレスの流れが加速しそうになってきました。
スマホを使って今でも貸玉遊技の出来るホールもあって、この先スマホひとつでパチンコを打つ時代になると予想出来ます。
サンドイッチは、より出玉管理のツールとして活躍しそうです。

遠い昔、なけなしの板垣退助の百円札のクシャクシャのシワを伸ばして、ホールの入口の貸玉機に小さなドル箱をかざし、バラバラとパチンコ玉を借りてた昭和のパチンコは姿を消しました。
デジタル表示の出玉で、本物のパチンコ玉はパチンコ台の中に20個足らずしか入っていないスマートパチンコの登場から一年、思ったほどヒットしないのは349分の1の辛い大当り確率のせいにして、今年は199分の1や129分の1や99分の1のライトミドルや甘デジスペックがメインになります。
あくまでも表向きの大当り確率ですから、ちょこちょこ当ててそのうちドッカーン!と吐き出すタイミングを狙うパチンコです。
いくら打っても当らない印象の349分の1よりは、99分の1で当ってくれるほうをお客さんは選びます。

いまバラエティコーナーの混在の中にとんでもない台が現れて、ホールのメインコーナーに躍り出てくるニュースターの誕生を予感します。
ホールもお客さんもノーマーク、ましてやパチンコ情報誌やネット情報でもノーマークだった新台が、ある日突然ホールのメインコーナーを埋めて、ギャラリーも取り囲む新台が登場します。
この谷村ひとしの毎日コラムを読んでた人だけ、“あんなことをドンキホーテが言ってたなぁ”と思い出して下されば、シメシメです。

得てしてヒット台の登場時は、どんな台も鳴り物入りでホールが大量導入したわけではありません。
売上も落ち、“そろそろあのメーカーやばいんじゃないの”とか、ウワサにすらならないメーカーからとんでもないヒット台が誕生してきたパチンコ業界です。

業界が現金機の不正改造や裏ロムで荒れた時、プリペイドカードを買ってパチンコを打つシステムを定着させるために裏ロムのように荒れ狂う連チャンで、CR(カードリーダー)機を定着させた、初代CR花満開が1993年に登場して、“社会的不適合機”のレッテルをつけて強制撤去されると、初代CR大工の源さんにバトンタッチして、1990年代後半に現金機からCR機へと見事にシフトチェンジが成功して30年!
大工の源さんのSANYOが海帝国を築いた2000年代、そして数々のパチンコ台が登場したパチンコバブルです。
まさかの若い開発者に任せたエヴァンゲリオンが、こうして2024年のホールで海のシェアをおびやかしています。

そんな流れの中でSanseiR&Dの初代牙狼が2009年に登場して、V確変やV-STの幕を開けるキッカケを作って、いまや源さんも北斗も海物語までハイスピード時代に突入です。

先日、“有吉クイズ”拡大版の放送で、去年の紅白歌合戦の司会をやる直前に、ゲームセンターのコインの山を崩してジャラジャラコインを手にするジャックポットに興じていましたね。
まさにあのどんどん積み重ねられるコインのように、パチンコの大当りがSTOCKされるラッキートリガーをイメージして下さい。
有吉弘行さんがコツコツコインを入れ、液晶のジャックポットチャンスでルーレットでXにさえ入らなければコインを積み上げ続ける様子を観ながら、本当のギャンブルにパチンコは舵を切ったと感じたドンキホーテです。

果たしてどこが覇権を握ることになるのでしょうか?
とてもワクワクしちゃいます。

P.S. 今日は実戦なしです。

▼2024年2月トータル収支
+19万6500円

▼2024年トータル収支(※2月15日現在)
+69万4000円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年2月15日
+9802万8740円

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