コラム

人気ランキングの謎を解く

先週16日土曜日に映画館で観た“変な家”が今週の映画興行収入ランキングの1位に初登場していて、あの館内にお化け屋敷のアトラクション目当ての若いカップルが多かったのは、偶然ではなかったのです。

他の“DUNEデューン砂の惑星PART2”が第5位と奮わず、4位にアカデミー賞視覚効果賞受賞の“ゴジラ-1.0”が返り咲きしていて、宮崎駿さんの“君たちはどう生きるか”もアカデミー賞長編アニメ賞受賞で、第8位に再登場です。

なみいる大作・話題作を抑えて“変な家”が1位になってるなんて、ちょっとビックリです。

ホラーといえばホラーですが、幽霊が出るオカルトでもなくて、一場面客席がビックリして声を上げるとすれば、スティーヴン・キングの“シャイニング”のパクリシーンくらいで、それほど怖い映画ではないのですが、やっぱり最近のファンはネットニュースや原作本の人気が大きく影響しているんだなぁと、世の中の人気ランキングが予想外の結果をもたらすといういい例です。

パチンコ台の人気ランキングも、業界の予想通りというのは、エヴァンゲリオンのヒットも2004年暮れの暴走モード搭載で衝撃を与えて、4作目くらいまでは良かったのですが、しばらくパッとしない状態が続いて、9弾のSTが甘くて今でもエヴァの伝説になっていますが、やはり未来への咆哮の15弾のスマートハンドルと、甘い味付けが再びエヴァ人気に火をつけて2年になります。

そしてシン・エヴァンゲリオンTypeレイの登場で、エヴァ人気は海の人気を超えたと言われています。

昔のように10万台20万台と新台が売れた時代と違って、10万台突破で大ヒットの時代です。
Re:ゼロのようにメーカーの売り惜しみレンタルなど人気の形も変わってきました。
スマートパチンコでは、Re:ゼロから始める異世界生活2とS.A.Oくらいと寂しい結果で、カヲルくんもゲンドウもサッパリです。

ラッキートリガーは今月登場したばかりですが、表向きの大当り確率に釣られてエサに飛び付いたスロットファンもパチンコファンも、北斗の拳強敵LTのじれったさに我慢出来ず、入れ替わり立ち替わり状態です。

世紀末天才バカボン福神SPECは出玉の物足りなさで一番空くことも多く、鳴り物入りで甘い“この素晴らしい世界に祝福を!”も出玉がショボくて一番空いています。

399分の1を正直に表示したラッキートリガーの緋弾のアリア緋緋神降臨が出玉力で頭ひとつ飛び抜けて、全く空かない人気です。
台数をもっと入れておけば良かったと後悔しているホールも多く、第2弾の“FAIRY TAILこれが七炎竜の力だ”が予想以上に売れています。

多くのホールは大工の源さん超韋駄天2極源が4号機スロットのように暴れると期待して、ゴールデンウィーク前の超目玉になっています。

ラッキートリガーの第1形態と言える各メーカーのラインナップは、トドメを刺しそうです。

ラッキートリガー第2形態として、OVERLOADがダークホースとして健闘しています。
SanseiR&Dはここで牙狼11冴島大河の王道STをラッキートリガーなしで登場させて、魔戒ノ花ブームの再来を狙っています。

初代メシア風のパルデの胸は光って、メシアの露出に比べるとコンプライアンスで控えめです。
深夜の大人向け特撮ドラマ“牙狼-GARO-”の2009年からのブームも15年経ちました。
牙狼11の再ブレイクを夢見るドンキホーテです。

いまやハイスピードは韋駄天で塗り替えられて、あの牙狼の初代のスピードショックは消えました。
エヴァのロングSTが一番安心というパチンコファンへ、牙狼はそっと牙を隠しています。

ただし、出玉でペットから猛獣になる牙狼が“ランキングでトップに躍り出てくれ!”と秘かに願っているドンキホーテです。

▼3月22日実戦収支
A店収支
-2500円

B店収支
+1000円

C店収支
+7000円

D店収支
-2500円

▼1日トータル収支
+3000円

▼2024年3月トータル収支
+21万7500円

▼2024年トータル収支(※3月22日現在)
+109万500円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年3月22日
+9842万5240円

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