e花の慶次裂一刀両断の元気のバロメーターは、ドルルルルと何台先の台でも伝わる巨大天激ボタンのバイブの存在です。
カスタマイズで天激バイブを入れるとバイブ無しではどんなリーチも当たらないと感じさせる絶望感が隣り合わせでもあるわけです。
ボクが2万発出してる横で常連の女性が午前中に出た1万発を淡々と呑まれています。十分承知の上で、天激ボタンを指さして首を振って、“ダメよォ”と千回オーバーのハマリをグッと耐えています。
スマートパチンコ特有の千回ハマリの光景です。
リーチの演出でブルブルッと来ては、ハッとなって追い銭するように出来ています。ボタン長押しでブルッと来ても熱くないことをわかっていながら、バイブに敏感になってしまっているニューギンのファンです。
天激ボタンの快感は、クセになる麻薬です。自分の台は全く震えないのに、隣近所でブルブル震えている震動は、射幸心を煽るか絶望のキッカケと言えます。
これでもかと震えまくる好調台の勢いは、静まり返ったハマリ台の死刑宣告のようです。
でも、突然ブルッと来ちゃうからヤメられないのは、どの先バレよりも大当りにつながっている過去のニューギン台の擦り込みによるものです。
むしろ先読みは大ふへん者ランプの先光りの信頼度の低さです。
実は、ボクは座って2回、大ふへん者先光りをハズして、3回目の大ふへん者フラッシュと初めての天激ボタンのバイブとのコラボでお座り一発18回転目、大詰演出の宝箱の中にたくさんのテキストから“好機”と“煙管”が飛び出て大当りしたのです。
このサブ液晶のストック演出はニューギンのゴジラやベルセルク、009やデビルマンで磨き上げられた芸の細かいところで、パチンコのにぎやかさで、いまや京楽の上をいくニューギンの伝統芸のひとつです。
サブ液晶つきのニューギン台を打ってる方にはすでにお馴染みのにぎやかさです。
ゴジラのサブ液晶からのストックに天激ボタンが小さく待機する快感を7月7日に味わったばかりです。
ゴジラだけでなくデビルマンも、だるまっしゅも芸達者です。
はぐれ刑事純情派やあぶない刑事など、どこか昔の台を打ってるなつかしさが消えないニューギンの持ち味です。
ベルセルクの小当りRUSHで3万発一気出しした時は、ブルブルしっぱなしの天激ボタンの忙しさでした。
慶次シリーズでも“漆黒の衝撃”以来息を吹き返した感があります。
全ては天激ボタンの存在と言っていいでしょう。
大ふへん者フラッシュは先バレブームに便乗して、e必殺仕置人Sの真剣メーターのフラッシュの信頼度のガタ落ちと共に人気凋落が始まったように、ゴジラ対エヴァンゲリオンの先吠えの口の中のLEDの白と赤の差が、真剣メーターフラッシュにはプレミア以外10~40%レベルの信頼度を一手に引き受けて、客離れに拍車をかけました。
通常時の演出もあまりに削りすぎて、往年の仕事人にあった、せんとりつのギャグや、お突の楽しさを奪って、古い仕事人ファンが離れていきました。
しかしニューギンは2大予告、天激バイブと大ふへん者の最強タッグが慶次をスマートパチンコで成功させたと言えます。
大ふへん者ランプも、ゴジラ対エヴァンゲリオンの先咆哮予告と同じように赤と白に分けて信頼度の差を作って正解です。
仕置人の真剣メーターも京楽マークプレミア以外に、真剣がバキーンと開いた時のオーラの色か、剣が赤く光ってたら信頼度70%とか、今の40%以下の弱い真剣メーターとの差別化が欲しかったと、ニューギンの大ふへん者フラッシュと天激バイブの使い分けでハッキリしました。
次のスマートパチンコも改良中なので期待したい京楽です。
にぎやかさも大切だというニューギンの天激ボタンの存在の大きさを改めて感じさせるe花の慶次裂一刀両断です。
P.S. 昨日大勝ちしたので今日は実戦なしです。
▼2023年7月トータル収支
+11万9000円
▼2023年トータル収支(※7月11日現在)
+335万8600円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年7月11日
+9536万6340円