きのう10万円勝って思ったのは、1時間以上もランプをチカチカ光らせて夕方5時半から7時まで当り続けている、Pとある魔術の禁書目録2というパチンコ台も凄いけれど、この台が当ってる間に当っていない台がほとんどで、20人以上のお客さんが黙々とお金を入れている姿を思い出すと、この台が10万円分玉を吐き出しても、お店は痛くも痒くもないんだろうなと想像がつきます。
とあるだけでもそんな状態だから、パチンコ台って良く出来たゲーム機というか、ギャンブルマシンだとつくづく感心してしまいます。
昔13時間同じ台を1日中ホールに居て打ち続けていた頃の常連さんとお話することがあって、“あの頃先生は1日12回大当りでもプラスで終わらせてましたよね”と言われて、ハッとしました。
あの頃、お祭りのイベントのようにホールで本名も知らない方たちと13時間同じホールで、同じパチンコ台に座って、よく楽しく過ごせていたかと思うと、今どのくらいの方たちが心をワクワクさせてパチンコ台で“当った!ハズれた!”と一喜一憂しているんだろうか、ずっと当らない台のサンドイッチにお金を入れ続ける作業って、改めて考えたらめちゃくちゃ恐い現実だけど、何故お金を入れ続けられるのか、不思議です。
入れたお金が上手く当ればそのお金が2倍3倍になって返ってくると信じてるから出来ることで、まさにギャンブルの為せる業です。
それほど台を信じられることの凄さはどこにあるのでしょう。
大好きなアニメのタイアップ台だから?
大好きな声優さんがアニメの内容とは関係ないパチンコ用語の“左にハンドルを回して下さい”とか、“激熱”とか言ってくれるからでしょうか?
いえいえ、ボクのようにアニメを全く見てない人間が、千5百円で20回転させて大当りしたら、10万6千円持って帰ってきます。
100倍になって返ってくるギャンブルだから、打ってられるんだと思います。
必ず戻ってくるとは限らないパチンコですが、利益率が10%戦後で9割はお客さんに戻っているはずなので、競馬や競艇や競輪より戻ってくる可能性は高く、還元率の高いギャンブルだから続けられるんだと思っています。
2~3万ツっ込んだら半分は戻って来た経験の多さが、たまの大勝ちが大負けを打ち消しちゃうマジックに操られているのかなと思っちゃいます。
30年前、1日12回、初代CR花満開で当ると13時間潰せていて、お釣りが出ていたのです。
“負けないパチンコ”の始まりです。
30年前の実戦データを見ると、食事休憩だけでなく、パチンコ台を放って他のコーナーをウロチョロしたり、常連さんと楽しくおしゃべりしていた自分を思い出します。
ボクのパチンコ処女作“ハイエナ”は実在のホールで、実在のお客さんや店員さんが登場するほぼノンフィクションで、現在流行の事実(ファクト)と創作(フィクション)を混合させた“ファクション漫画”だったので、あのハイエナのボケぶりはボク、ドンキホーテ谷村のパチンコビギナーのおふざけの最たるモノだったわけで、漫画を読んで実在するホールとお客さんと店員さんを実際に見てみたいと遠くから訪ねてくる、今流行の聖地巡礼が日常のホールで起きていたことを、30年経って改めて懐かしく感じています。
当然、漫画の連載を何本も抱えている中、閉店間際に100台近い花満開や黄門ちゃまやワールドにバトルヒーローにモンスターハウスの大当り回数をチェックに行っていた情熱は、漫画家というレベルを超えた存在で、ましてや釘も見れないド素人がパチンコで勝つコツを暗中模索していたわけです。
こうして30年経って、プラス1億円もド素人が勝てたリアルな現実が結果として付いて来たわけです。
全ては1994年に連載スタートしたファクションパチンコ漫画がキッカケと、誰とでもおしゃべり出来るドンキホーテの社交性が生んだパチンコの世界だと気づいたのでした。
P.S. きのう大勝ちしたので今日は実戦なしです。
▼2024年2月トータル収支
+30万4000円
▼2024年トータル収支(※2月21日現在)
+80万1500円
▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年2月21日
+9813万6240円